石山修武
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石山修武 | |
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生誕 |
1944年4月1日(80歳) 岡山県 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 早稲田大学 |
職業 | 建築家 |
受賞 |
吉田五十八賞(1985年) 日本建築学会賞作品賞(1995年) ヴェネツィア・ビエンナーレ金獅子賞(1996年) 織部賞(1999年) 芸術選奨文部科学大臣賞(2002年) |
所属 | スタジオGAYA |
建築物 |
幻庵 伊豆の長八美術館 世田谷村 |
石山 修武(いしやま おさむ、1944年4月1日 - )は、日本の建築家である。早稲田大学理工学部名誉教授、元東北大学非常勤講師、日本建築学会賞、ヴェネツィア・ビエンナーレ金獅子賞、吉田五十八賞など多数受賞。岡山県出身。
概要
[編集]略歴
[編集]- 1962年 早稲田大学高等学院卒業。
- 1966年 早稲田大学理工学部建築学科卒業。
- 1968年 同大学院建設工学科修士課程修了。
- 1968年 設計事務所開設。
- 1988年 早稲田大学教授。
- 2008〜2009年 東北大学非常勤講師。
- 2014年 早稲田大学名誉教授。
- 2014年 設計事務所「スタジオGAYA」開設。
受賞歴
[編集]- 1985年 吉田五十八賞 (伊豆の長八美術館)(41歳)
- 1995年 日本建築学会賞作品賞 (リアス・アーク美術館)(51歳)
- 1996年 ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展金獅子賞 (瓦礫の散乱する廃墟)(52歳)
- 1998年 日本文化デザイン賞(54歳)
- 1999年 織部賞(55歳)
- 2002年 芸術選奨文部科学大臣賞 (世田谷村)(58歳)
作品
[編集]- 1975年 幻庵(31歳)
- 1984年 伊豆の長八美術館 [1] 40歳)
- 1986年 開拓者の家(42歳)
- 1991年 ネクサスワールド(47歳)
- 1994年 リアス・アーク美術館 [2](50歳)
- 1996年 観音寺(52歳)
- 1997年 松島さかな市場 [3](宮城県宮城郡松島町松島字普賢堂)(53歳)
- 1998年 鳴子早稲田桟敷湯 [4](54歳)
- 1998年 東京都北区清掃工場 [5]
- 2001年 十勝ヘレン・ケラー記念塔
- 2001年 世田谷村(57歳)
- 2002年 星の子愛児園 [6](58歳)
- 2006年 ひろしまハウス [7](62歳)
- 2006年 ひろしまハウス [8](62歳)
- 2015年 星の子愛児園 増築[9](71歳)
著書
[編集]- 『バラック浄土』(相模書房、1982年)
- 『「秋葉原」感覚で住宅を考える』(晶文社、1984年)
- 『職人共和国だより 伊豆松崎町の冒険』(晶文社、1986年)
- 『笑う住宅』(筑摩書房、1986年)[1]
- 『現代建築 空間と方法4』(同朋舎、1986年)
- 『現代の職人』(晶文社、1991年)
- 『住宅病はなおらない』(晶文社、1993年)
- 『世界一のまちづくりだ』(晶文社、1994年)
- 『住宅道楽―自分の家は自分で建てる』(講談社、1997年)
- 『夢のまたゆめハウス』(筑摩書房、1998年)
- 『建築はおもしろい―モノづくりの現場から』(王国社、1998年)
- 『建築家、突如雑貨商となり至極満足に生きる』(デジタルハリウッド出版局、1999年)
- 『石山修武 考える、動く、建築が変わる』(TOTO出版、1999年)
- 『石山修武の設計ノート―現場の声を訊け』(王国社、2003年)
- 『生きのびるための建築』(NTT出版、2010年)
参考文献
[編集]脚注
[編集]- ^ 住宅メーカーによる商品住宅を「ショートケーキ住宅」と名づけた。間取りには大差がないのに、アメリカコロニアル風、スパニッシュ風など外観に差がつけられ、違う家に住んでいるような錯覚を与える。小窓の除くレースのカーテンなど女性的な装飾がショートケーキを想起させることからである。弟子の坂口恭平は「モバイルハウス」を提唱した(五十嵐太郎『おかしな建築の歴史』エクスナレッジ 2013年p.104)。