独立記念日 (アメリカ合衆国)
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Independence Day | |
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ワシントン記念塔越しに見る独立記念日の花火 | |
別名 |
The Fourth of July The Glorious Fourth The Fourth |
挙行者 | アメリカ合衆国 |
種類 | 国民 |
趣旨 | 1776年に大陸会議にてアメリカ独立宣言が採択されたことを記念 |
日付 | 7月4日 |
行事 | 花火, 家族親睦会, コンサート, バーベキュー, ピクニック, パレード, 野球の試合 |
独立記念日(どくりつきねんび、英: Independence Day)は、1776年にアメリカ独立宣言が公布されたことを記念して、毎年7月4日に定められているアメリカ合衆国の祝日[1]。「独立記念日(インデペンデンス・デイ)」の呼称が最も一般的であり、「7月4日」("Fourth of July")と言えば独立記念日を指す。最も米国らしい祝日と言われ、独立記念日の一週間はクリスマス、感謝祭と並び全米が祝日モードとなる。ワシントンDC、ボストン等の都市では大型の花火打ち上げや屋外コンサートが行われ、米国内外から訪れる大勢の観光客で賑わう。
概要
[編集]独立記念日には、ワシントンDC、ボストンをはじめ各地で打ち上げ花火、パレード、コンサート等のイベントが開かれ、家庭ではバーベキュー、ピクニック、野球などをして家族や友人と過ごす。独立記念日の祝日は7月4日のみだが、土日を挟んだ前後に休暇を取って連休にし、旅行に出かけたり帰省したりするアメリカ人が多い。
独立記念日恒例の打ち上げ花火は、1777年以来の伝統行事である。なお、独立記念日を祝う大型行事が行われるワシントンDC、ボストンでは、その週は早くから見物人で、ホテルが満室となる。
現在、アメリカ合衆国の祝日の大部分は、月曜日に設定されており、前後の週末と連続して3連休になっていることが多いが(ハッピーマンデー)、独立記念日は7月4日に固定されているかわりに、商業施設では、週全体を「独立記念日週」と銘打ってセール期間とする場合もある。
歴史
[編集]- 1777年 - フィラデルフィアで独立宣言一周年の祝典が開かれる
- 1779年 - 7月4日が日曜日と重なったため、翌7月5日に祝賀が行われた。
- 1781年 - マサチューセッツ州州議会が初めて独立記念日を公認
- 1870年 - 連邦議会が7月4日を公務員の祝日に制定