炎天寺
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炎天寺 | |
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所在地 | 東京都足立区六月3-13-20 |
位置 | 北緯35度47分13.9秒 東経139度47分28.2秒 / 北緯35.787194度 東経139.791167度座標: 北緯35度47分13.9秒 東経139度47分28.2秒 / 北緯35.787194度 東経139.791167度 |
山号 | 幡勝山[1] |
院号 | 成就院[1] |
宗旨 | 新義真言宗[1] |
宗派 | 真言宗豊山派 |
本尊 | 阿弥陀如来[1] |
創建年 | 天喜年間(1053年~1058年) |
開基 | 源頼義・源義家 |
別称 | 俳句寺、蛙のお寺 |
公式サイト | 炎天寺公式ホームページ |
法人番号 | 5011805000088 |
炎天寺(えんてんじ)は、東京都足立区にある真言宗豊山派の寺院。新四国四箇領八十八箇所霊場第88番札所[2]。
概要
[編集]前九年の役出征のために当地を通りかかった源頼義・義家父子の軍勢が賊に遭遇して苦戦した際、八幡神に戦勝を祈願して勝利を得ることができた[3]。そこで、旧暦6月の出来事だったことから村名を「六月村」、源氏の旗(幡)が勝ったことから山号を「幡勝山」、祈願が成就したことから院号を「成就院」、炎天続きだったことから寺名を「炎天寺」とした[4]。
また、八幡神を祀るために当寺の隣りに六月八幡神社を創建し、その別当寺となっていた[3]。そういう経緯もあって寺と神社を分ける塀は途中で切れており、事実上境内が一体化している。
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入口は別々である。(左:炎天寺、右:六月八幡神社)
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境内は一体化している。(左:炎天寺の仏殿、右:六月八幡神社の社殿)
小林一茶との縁
[編集]当寺は「俳句寺」「蛙のお寺」として知られる。江戸時代の俳人小林一茶は、江戸に住んでいた時に当寺をたびたび訪れており、一茶の俳句として有名な
やせ蛙まけるな一茶これにあり
もここで詠まれている。そういう縁により、毎年11月に「一茶まつり」を挙行し、一茶の法要や俳句の優��作品の表彰を行っている[3]。
交通アクセス
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 足立史談会 編『足立区史跡散歩 (東京史跡ガイド21)』学生社、1992年
- 「六月村 八幡社 別当炎天寺」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ137足立郡ノ3、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763997/50。