池田知久
表示
人物情報 | |
---|---|
生誕 |
1942年1月4日 日本 |
出身校 | 東京大学 |
学問 | |
研究分野 | 中国哲学・東洋史 |
研究機関 | 岐阜大学・東京大学 |
池田 知久(いけだ ともひさ、1942年1月4日[1]- )は、日本の中国思想学者。東京大学名誉教授。博士(文学)(東京大学・1998年)(学位論文「『荘子』-「道」の思想とその展開」)。専門は、先秦思想、特に易。
略歴
[編集]- 1965年3月 東京大学文学部卒業(中国哲学専修)
- 1969年3月 東京大学大学院人文科学研究科中国哲学専門課程博士課程中退
- 1969年4月 高知大学文理学部助手
- 1969年11月 高知大学文理学部専任講師
- 1973年10月 高知大学文理学部助教授
- 1974年4月 岐阜大学教育学部助教授
- 1980年4月 東京大学文学部助教授
- 1991年4月 東京大学文学部教授(退任後名誉教授)
- 1995年4月 東京大学大学院人文社会系研究科教授
- 2003年4月 大東文化大学文学部教授(2012年退任)
- 2015年 東方学会理事長(2019年退任)
著書
[編集]- 『荘子』 学研 中国の古典(5・6)、1983-1986。別冊付録に原文
- 『淮南子 知の百科』講談社「中国の古典」、1989
- 『訳注 淮南子』講談社学術文庫、2012。全面改訂版
- 『馬王堆 漢墓帛書五行篇研究』汲古書院「東京大学文学部布施基金学術叢書」、1993
- 『老荘思想』放送大学教育振興会、1996/NHK出版、2012。改訂版
- 『老子 「馬王堆出土文献訳注叢書」』東方書店、2006
- 『道家思想の新研究 『荘子』を中心として』汲古書院、2009
- 『郭店楚簡老子の新研究』汲古書院、2011
- 『荘子 全訳注』 講談社学術文庫(上下)、2014。学研版の全面改訂版
- 『荘子 全現代語訳』 講談社学術文庫(上下)、2017。簡易改訂版
- 『「老子」 その思想を読み尽くす』 講談社学術文庫、2017
- 『老子 全訳注』講談社学術文庫、2019。簡易改訂版
共編著
[編集]- 『諸子百家文選』研文社、1995
- 『中国思想文化事典』東京大学出版会、2001(溝口雄三・丸山松幸共編著)
- 『郭店楚簡儒教研究』汲古書院、2003
- 『占いの創造力 現代中国周易論文集』勉誠出版、2003
- 『中国思想史』東京大学出版会、2007(溝口雄三・小島毅共著)
- 『中國傳統社會における術數と思想』汲古書院、2016(水口拓壽共編)
- 『易 上 六十四卦 (馬王堆出土文献訳注叢書)』東方書店、2022(李承律共著)
- 『易 下 二三子問篇 繫辭篇 衷篇 要篇 繆和篇 昭力篇 (馬王堆出土文献訳注叢書)』東方書店、2022(李承律共著)
参考文献
[編集]- 「池田知久教授略年譜」『大東文化大学漢学会誌』2012-03
脚注
[編集]- ^ 『現代日本人名録』