コンテンツにスキップ

永長正士

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

永長 正士(ながおさ まさし、1956年9月21日[1] - )は、日本の財務官僚人事院事務総長大阪府出身。東京大学法学部第1類(私法コース)卒業[2]

来歴・人物

[編集]

大阪府出身。大阪府立大手前高等学校から東京大学文科一類に入学[3]東京大学法学部第1類(私法コース)を卒業し[2]、1979年に大蔵省入省[4]。入省同期には加藤勝信衆議院議員厚生労働大臣内閣官房長官)、木下康司(第10代財務事務次官)、香川俊介(第11代財務事務次官)、田中一穂(第12代財務事務次官)、古澤満宏財務官)ら[5]

大蔵省(現・財務省)に入省した際、国家公務員試験を1位で合格し、大臣官房秘書課に配属される。財務官僚としては初めて人事院事務総長に就任した。

略歴

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 『読売年鑑 2017年版』(読売新聞東京本社、2017年)p.227
  2. ^ a b c 『東大人名録,第1部』1986年発行、51ページ
  3. ^ 週刊読売 1975年4月5日号』1975年4月発行、185頁
  4. ^ 霞が関ふるさと記 事務次官を多数輩出[和歌山県] 現代ビジネス、2014年7月14日
  5. ^ その他入省同期には、桑原茂裕日本銀行理事)、渥美恭弘大臣官房政策評価審議官)、細田隆関東財務局長)、坂本正喜関東財務局長)、杉江潤東京国税局長、関東信越国税局長)、井阪喜浩名古屋国税局長)、岡本榮一国税庁次長)、鈴木英明世界銀行理事、九州財務局長)、宗永健作横浜税関長)、道盛大志郎国土交通省政策統括官)、三村亨防衛省防衛審議官)などがいる。
  6. ^ 『職員録 上巻』大蔵省印刷局、1985年発行、505頁
  7. ^ 『大蔵要覧 平成7年版』大蔵要覧出版社、1994年12月発行
  8. ^ 国家公務員法第106条の25第1項等の規定に基づく国家公務員の再就職状況の報告(平成29年10月1日~同年12月31日分) 平成 30年 3月 27日 内閣官房内閣人事局
先代
尾西雅博
人事院事務総長
2014年 - 2017年
次代
古屋浩明