気まぐれ天使 (映画)
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気まぐれ天使 | |
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The Bishop's Wife | |
左からケーリー・グラント、ロレッタ・ヤング、デヴィッド・ニーヴン、キャロライン・グリムス | |
監督 | ヘンリー・コスター |
原作 | ロバート・ネイサン 『司教の妻』 (The Bishop's Wife) |
製作 | サミュエル・ゴールドウィン |
出演者 |
ケーリー・グラント ロレッタ・ヤング デヴィッド・ニーヴン |
音楽 | ヒューゴー・フリードホーファー |
撮影 | グレッグ・トーランド |
編集 | Monica Collingwood |
配給 | RKO |
公開 |
1948年2月16日 1951年5月20日 |
上映時間 | 109分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | 300万ドル |
『気まぐれ天使』(きまぐれてんし、The Bishop's Wife)は、1947年にアメリカ合衆国で公開されたロマンティック・コメディ映画である。ロバート・ネイサンによる1928年の小説 『司教の妻』(The Bishop's Wife)を原作とする。
1948年、この映画は第20回アカデミー賞において「録音賞」を受賞した。
1996年、この映画のリメイクが『天使の贈りもの』として公開された。
あらすじ
[編集]司教ヘンリー・ブロームは、妻・ジュリアと、1人娘デビーとの3人暮らしをしていた。司教は新しい任地で、教会堂建設の基金募集に四苦八苦した。問題の山積を前にした司教が神に祈ると、ダドリーという名の青年がやって来て、アシスタントとなり次から次へ問題を解決した。ダドリーは奇蹟を起こし人々を魅了した。司教の美しい妻・ジュリアはダドリーのとりこであった。しかし、ダドリーの行動は皆、ジュリアが夫・ヘンリーへの愛を取り戻すために行ったのである。ダドリーがクリスマス・イブに町を去ると、人々はダドリーに関する記憶を失くしてしまった。ダドリーを覚えていない司教夫妻は、自分たちの幸福の理由が分からなく、娘のベッドの天使の人形を唯見つめる。[1]
役職名について
[編集]「司教」は本来、カトリック教会の役職であり、カトリックの聖職者は妻帯をゆるされていない。そのため、この映画の妻がいる登場人物「Bishop」はプロテスタントであり、役職は日本語では「監督」と表現するほうが正しい。なお、1996年に公開された本作のリメイク『天使の��りもの』の原題は「The Preacher's Wife」となっている。
キャスト
[編集]- 天使ダドリー: ケーリー・グラント
- ジュリア・ブローム司教夫人: ロレッタ・ヤング
- ヘンリー・ブローム司教: デヴィッド・ニーヴン
- デビー・ブローム: キャロライン・グリムス
- ハミルトン夫人: グラディス・クーパー
- ワザリッジ教授: モンティ・ウーリー