桜山神社 (熊本市)
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桜山神社 | |
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所在地 | 熊本市中央区黒髪5-7-57 |
位置 | 北緯32度48分54.7秒 東経130度43分59.2秒 / 北緯32.815194度 東経130.733111度座標: 北緯32度48分54.7秒 東経130度43分59.2秒 / 北緯32.815194度 東経130.733111度 |
主祭神 |
天照大御神 豊受大神 |
創建 | 1885年(明治18年) |
別名 | 桜山祠堂 |
桜山神社(さくらやまじんじゃ)は、熊本県熊本市中央区に鎮座する神社である[1]。天照大御神・豊受大神を主祭神とし、林桜園、明治維新で活躍した肥後勤王党の志士、神風連の烈士らを合わせ祀る。境内には「神風連資料館」がある[2]。
概要
[編集]1885年(明治18年)、明治維新で活躍した肥後勤王党と、神風連の遺族が、飽田郡宇留毛村(現熊本市中央区黒髪)に、「誠忠の碑」と「123士の碑」を建立し、桜山同志会を組織したことが起こり。その後、1913年(大正2年)に桜山祠堂(さくらやましどう)を建築した[2]。第二次大戦後の1948年(昭和23年)、桜山祠堂から、桜山神社へ改称した[2]。熊本在住作家、思想家、荒木精之は1978年(昭和53年)境内に、財団法人神風連資料館を建て、理事長になる。[3]なお、神域には、林桜園の墓、宮部鼎蔵の歌碑、太田黒伴雄、加屋霽堅以下123士の墓[2][4]、荒木精之の顕彰碑などもある。
神風連資料館
[編集]1978年(昭和53年)11月、桜山神社の境内に造営。神風連の変は、1876年(明治9年)に熊本市でおきた士族反乱である。神風連資料館では、神風連の烈士や肥後勤王党関係の武具・絵画・遺墨・遺品等約500点を展示している[5]。2024年8月31日をもって、閉館予定。なお、資料は熊本博物館に寄贈予定。
→詳細は「神風連の変」を参照
基本情報
[編集]- 開館時間 - 9:30~16:30
- 休館日 - 火曜日、年末年始
- 入館料 - 大人300円。中・高校生200円。小学生100円。団体割引有り。
- 駐車場 - 有(無料、6台)
出典
[編集]神風連資料館ホームページ https://kumamoto-guide.jp/spots/detail/63
- ^ 日本歴史地名大系44『熊本県の地名』平凡社、1985年、502頁
- ^ a b c d 熊本日日新聞編纂・発行『熊本県大百科事典』、1982年、384頁
- ^ 熊本日日新聞編纂・発行『熊本県大百科事典』1982年、38頁
- ^ 新興熊本大博覧会協賛会『くまもと』1935年、36頁
- ^ 熊本日日新聞情報文化センター『熊本の博物館』熊本日日新聞社、1993年、50-51頁
参考文献
[編集]- 荒木精之『神風連実記』新人物往来社、1971年
- 熊本日日新聞編纂・発行『熊本県大百科事典』、1982年
- 高木盛義『くまもと史跡散歩』熊本新評社、1982年、206-211頁
- 日本歴史地名大系44『熊本県の地名』平凡社、1985年、502頁
- 角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典43 熊本県』角川書店、1987年
- 鈴木喬監修『神風連資料館収蔵品���録』神風連資料館、1987年
- 荒木精之『近代への叛逆』熊本出版文化会館、1992年
- 熊本日日新聞情報文化センター『熊本の博物館』熊本日日新聞社、1993年
- 新興熊本大博覧会協賛会『くまもと』1935年
外部リンク
[編集]- 神風連資料館・桜山神社[リンク切れ](熊本県HP)
- 神風連資料館(熊本市HP「熊本市観光ガイド」)