指田稔
表示
指田 稔(さしだ みのる、1968年12月25日 - )は、日本のゲームクリエイター(グラフィックデザイナー)。東京都出身。バンダイナムコスタジオ所属。人類全能化シリーズ『技脳体』『テクノドライブ』、『エースコンバット3 エレクトロスフィア』や『ミスタードリラー』シリーズを担当。2007年からはアーケードゲーム、特にキッズ向けのカードゲーム機で活動している。
- 1968年、東京都に生まれる
- 1990年3月、阿佐ヶ谷美術専門学校プロダクトデザイン科卒業[2]
- 1990年4月、株式会社ナムコ(2006年3月31日より、株式会社バンダイナムコゲームス)に入社。
- 1990年~1996年、カニカニパニック、ゾンビキャッスル等のエレメカのデザインを多数手掛け、ナムコ・ワンダーエッグのアトラクションデザインも手掛ける。
- 1997年、「人類全能化計画技脳体」のデザイン
- 1998年、「テクノドライブ」のデザイン
- 1999年、プレイステーション用ソフト「エースコンバット3 エレクトロスフィア」のインターフェイス・ゲーム内グラフィックデザイン
- 2000年、「テイルズ オブ デスティニー2」デザイン
- 2000年~2003年、「ミスタードリラーシリーズ」のアートディレクションとデザイン
- 2002年、「スターブレードオペレーションブループラネット」のアートディレクションとメカニックデザイン[3]
- 2005年、「機動戦士ガンダム 一年戦争」のアートディレクションとデザイン
- 2007年~2011年キッズカードゲーム「百獣大戦アニマルカイザー」にアートディレクター、プランナーとして参加[4]
- 2011年~2016年、キッズカードゲーム「百獣大戦グレートアニマルカイザー」に参加
- 2012年~2015年、キッズガンゲーム「友情装着!ブットバースト」に参加
- 2015年、「タイムクライシス5」UIデザイン
- 2016年、「ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT」にアーティストとして参加
- 2017年、「鉄拳7」にゲストデザイナーとして参加
人物
[編集]1990年代末期に、業務用ゲームのグラフィックデザインに、いわゆる「テクノ調」のイメージと、1980年代のゲームカルチャーからインスパイアされた要素を巧みに取り入れた、独自の世界観を展開する。[5]家庭用ソフト「エースコンバット3 エレクトロスフィア」では、そのゲームストーリーとマッチしたGUIと、企業ロゴを多数デザイン。[6]
ナムコ時代の過去の製品に使用されたキービジュアルの収集、保全活動を行っており、その様子はCEDEC 2020にて報告された。[7]
プライベートでは玩具コレクターとしても有名で[8]、玩具やゲームをモチーフとしたTシャツ等も多数デザインしている。
講演
[編集]CEDEC2020 オールドビデオゲームのキービジュアルを読み解く〜歴史の中での役割とその価値の再発見〜
外部リンク
[編集]- オリエンタルテクノロジー - 自身によるHP
- ナムコ広報誌ノワーズ・インタビュー
- ファミ通.com 取材・リポート ゲームのキービジュアルを“読み解く”ことで再発見される価値
- 指田稔 (@oritech) - X(旧Twitter)
- 指田稔 - Facebook
- Minoru Sashida-Mobi Games
脚注
[編集]- ^ 本人Facebook 基本データ>指田 稔さんの情報 より
- ^ 本人Facebook 基本データ>職歴と学歴 より
- ^ 第39回AMショーに参考出展されたナムコ大型汎用筐体「O.R.B.S.」の謎を追え!!(第4回)
- ^ IDEA アイデア 352 2012年5月号 ビデオ・ゲーム・グラフィック ASIN B007HA8VNY
- ^ ゲームクリエイターの原体験(ゲーム批評編集部) ISBN 978-4896370652
- ^ エースコンバット3エレクトロスフィア 開発者リレーエッセイ グラフィックデザイン:指田稔
- ^ CEDEC2020 オールドビデオゲームのキービジュアルを読み解く〜歴史の中での役割とその価値の再発見〜
- ^ 日本経済新聞 2021年2月17日「ミクロマン」は創造の源 物語育む500体収集 日本発フィギュアに映る時代の刺激 指田稔(要購読契約)