小林竜雄 (脚本家)
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小林 竜雄(こばやし たつお、1952年 - )は、日本の脚本家・評論家。
来歴
[編集]東京都生まれ。別名・小林竜夫。東京都立北園高等学校を経て早稲田大学に入学、卒業。1978年、脚本「もっとしなやかに、もっとしたたかに」で城戸賞に準入賞。翌年、藤田敏八によって映画化され、以後、脚本、評論を手がける。
著書
[編集]- 『オトコの居場所』青春出版社、1994
- 『向田邦子の全ドラマ 謎をめぐる12章』徳間書店、1996 「向田邦子ワールドの進化 没後20年を迎え、今初めて明かされるドラマと小説の謎」小学館文庫
- 『向田邦子最後の炎』読売新聞社、1998 のち中公文庫
- 『司馬遼太郎考 モラル的緊張へ』中央公論新社、2002 「司馬遼太郎が書いたこと、書けなかったこと」小学館文庫
- 『向田邦子恋のすべて』中央公論新社、2003 のち文庫
- 『韓流、純愛、初恋病。 喪失感を抱いて生きること』中央公論新社、2005
- 『久世光彦vs.向田邦子』 2009 朝日新書
- 『向田邦子名作読本』2011 中公文庫
脚本作品
[編集]映画
[編集]- 1978年
- 1979年
- 「もっとしなやかに もっとしたたかに」(藤田敏八監督、奥田瑛二主演、にっかつ)
- 「ホワイト・ラブ」(小谷承靖監督、山口百恵主演、ホリ企画制作)
- 「もう頬づえはつかない」(東陽一監督、桃井かおり主演、ATG)
- 「天使を誘惑」(藤田敏八監督、山口百恵主演、ホリ企画制作)
- 1980年
- 1981年
- 「モーニング・ムーンは粗雑に」(渡辺正憲監督、高樹澪主演、アミューズ・シネマシティ)
- 1982年
- 1985年
- 「カリブ・愛のシンフォニー」(鈴木則文監督、志村正浩、鈴木則文共同脚本、松田聖子主演、東宝)
テレビドラマ
[編集]- 「アイコ16歳」(1982年、TBS)
- 「噂になった女たち」 第3回「ああ結婚」(1982年、NHK)
- 「ストレイシープ」(1983年、TBS)
- 「胸さわぐ苺たち」(1983年、TBS)
- 「アイコ17歳」(1984年、TBS)
- 「週末だけの恋人」(1984年、TBS)
- 「このままじゃ、ボクの将来知れたもの」(1986年、日本テレビ)
- 「いまさら、初恋」(1989年、TBS)
- 「世にも奇妙な物語」(フジテレビ)
- 「おじいちゃんの恋文」(1990年)
- 「石田部長代理の災難」(1991年)
- 「箱の中」(1992年)
- 「七人の女弁護士」第2シリーズ第4話(1991年、テレビ朝日)
- 「悪いこと」 第2回「盗む女」(1992年、フジテレビ)
- 「オトコの居場所」(1994年、TBS)
- 「江戸ッ子探偵殺人案内 東おとこに京おんな殺人事件」(1999年、テレビ朝日)