宇津宮雅代
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うつのみや まさよ 宇津宮 雅代 | |
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生年月日 | 1948年3月6日(76歳) |
出生地 | 東京都 |
血液型 | A |
職業 | 女優 |
ジャンル | テレビドラマ・映画 |
配偶者 |
西岡徳馬(1973年 - 1975年) 三浦洋一(1978年 - 1993年) |
主な作品 | |
テレビドラマ 『大岡越前』シリーズ 『京都妖怪地図』シリーズ | |
備考 | |
身長 156cm 体重 50kg |
宇津宮 雅代(うつのみや まさよ、1948年〈昭和23年〉3月6日 - )は、日本の女優。東京都葛飾区出身[1]。宇都宮雅代は誤り。
人物・来歴
[編集]青山学院女子短期大学卒業。中退[1]。
文学座付属演劇研究所第8期生を経て入団。
1970年代に活躍したが、1982年5月のカンヌ国際映画祭受賞作品「雪華葬刺し」を最後に一度芸能界を引退。
1973年、同じ文学座に所属していた西岡徳美(現・西岡徳馬)と結婚。女児をもうけたが、2年後に離婚。
1978年、三浦洋一と舞台での共演が縁で連れ子である女児を伴って2度目の結婚。しかし、1988年、2児を連れて渡英。1993年に正式離婚に至った。
1990年、ウェストサリー芸術デザイン大学のガラス科に入学し、コールドガラスを専攻。その後、同大学テクスタイル科で染色、織物、デザインの基礎を学び、1995年、アルフレッド王大学テクスタイル・ファッション科で染色・インテリア・デザインを学んだ。それから2000年に復帰する。
出演
[編集]テレビドラマ
[編集]- 『お庭番』第21話・第22話「忍び化粧」(1968年、日本テレビ・C.A.L)- 皇女和宮 ※テレビドラマデビュー作品
- 『仇討ち』第11話「或る日の大石内蔵助」(1968年、TBS・東京映画)※原作: 芥川龍之介「或日の大石内蔵助」
- ポーラテレビ小説(TBS)
- 『右門捕物帖』第19話「小雪絵図」(1969年、日本テレビ・東宝)- 小雪(おゆき)※中村吉右衛門版、原作: 佐々木味津三
- 二ホンサカリアワー『魔像・十七の首』(1969年、ABC)※原作: 林不忘「魔像」
- 『鬼平犯科帳』(NET・東宝) ※八代目松本幸四郎版、原作: 池波正太郎
- 第1シリーズ 第10話「女掏摸(めんびき)お富」(1969年)- お富
- 第2シリーズ 第14話「平松屋おみつ」(1972年)- おみつ
- 『冬の庭[2]』(1970年、NHK総合)※原作: 芝木好子
- 『大坂城の女』(1970年、関西テレビ・東映)- 千姫(後期)
- 東芝日曜劇場(TBS)
- 『偽りの季節』(1970年、ABC)※原作: 曾野綾子「或る詐欺師の敗北」
- 『やがて春』(1980年、MBS)
- ナショナルカラー劇場(TBS・C.A.L)
- ファミリー劇場『めぐり逢い』(1970年、日本テレビ・東宝)※原作: 福田清人『若草』
- ナショナルゴールデン劇場(NET)
- 『恋愛術入門』第15話「飛んで来た花嫁」(1971年1月31日��TBS・国際放映)- みやこ
- 『女の顔』(1971年、東京12チャンネル・松竹)- 津奈木まさき ※主演。原作: 平岩弓枝
- 『人形佐七捕物帳』第25話「怪奇・鬼娘」(1971年、NET・東宝) - お鶴 ※林与一版、原作: 横溝正史
- 『夫婦学校』(日本テレビ)
- 第1期 第9話「お実家へようこそ」(1971年)
- 第2期 第8話「奥さまふたり」(1972年)
- 『おたふく物語[2]』(1972年、NHK総合)※原作: 山本周五郎「おたふく」「妹の縁談」「湯治」
- 『市川崑劇場 木枯し紋次郎』(フジテレビ・C.A.L)※原作: 笹沢佐保
- 第1シリーズ 第2話「地蔵峠の雨に消える」(1972年)- 千代
- 第2シリーズ 第36話「雪燈籠に血が燃えた」(1973年)- お春
- 『江戸巷談 花の日本橋』(関西テレビ・東映)
- 第17話「怪談腕くらべ」(1972年1月25日)
- 第18話「女泥棒の恋」(1972年2月1日)
- 四騎の会ドラマシリーズ『ただいま浪人』(1972年、フジテレビ・四騎の会[注釈 1])※原作: 遠藤周作
- 『おらんだ左近事件帖』第21話「雛人形は知っていた」(1972年、フジテレビ・東宝)- 琴江 ※原作: 柴田錬三郎
- ポーラ名作劇場『日曜日にはバラを』(1972年、NET)※原作: ジョルジュ・シムノン「ドナデュの遺書」
- 『眠狂四郎』第10話「荒野に女郎花が咲く」(1972年、関西テレビ)※田村正和版、原作: 柴田錬三郎「眠狂四郎無頼控」
- 『市川崑シリーズ・追跡』第6話「悲しき天使」(1973年、関西テレビ・C.A.L・活動屋)※原作: 三好徹「汚れた海」『「天使」シリーズ』
- 『後妻の泣きどころ』(1973年6月30日、日本テレビ)- 千恵
- 『無宿侍』(1973年、フジテレビ・国際放映)- さと
- 『剣と風と子守唄』第2話「ふたり父さま」(1975年、日本テレビ・三船プロダクション)- るい ※原案: 宮川一郎
- 『鬼平犯科帳』第19話「いろおとこ」(1975年、NET・東宝)- おせつ ※丹波哲郎版
- 愛のサスペンス劇場(日本テレビ): 主演
- 『影同心』第8話「女のかたき殺し節」(1975年、MBS・東映)- お蓉
- グランド劇場(日本テレビ)
- 『痛快! 河内山宗俊』第17話「火と燃えよ 恋のかよい路」(1976年、フジテレビ・勝プロダクション)
- 『俺たちの旅』第17話「父親は淋しい生き物なのです」(1976年、日本テレビ・ユニオン映画)- 安西かずみ
- 『われは海の子』(1976年、TBS・C.A.L)- 尾崎節子
- 金曜劇場『あがり一丁!』(1976年、日本テレビ)- 石田恵子
- 『大江戸捜査網』第3部 第136話「涙の操り人形」(1976年4月24日、東京12チャンネル・三船プロ)- お島 ※主演: 里見浩太朗
- NHK特集(NHK)
- 『必殺仕業人』第23話「あんたこの女の性をどう思う」(1976年、ABC・松竹)- 雪
- 同心部屋御用帳 江戸の旋風シリーズ(フジテレビ・東宝)※原作: 島田一男
- 水曜ドラマシリーズ『女の勲章』(1976年、フジテレビ)- 津川倫子 ※原作: 山崎豊子、1976年版
- 『新・座頭市』第1シリーズ 第2話「父恋い子守唄」(1976年、フジテレビ・勝プロダクション)- 蔦蔓のおりん ※原作: 子母沢寛
- 『もう一つの鍵[2]』(1976年、NHK)
- 『この世の花』(1977年、読売テレビ・松竹)- 峰岸幸代(「かわら版」の女将)※原作: 北条誠
- 『新・木枯し紋次郎』第13話「明日も無宿の次男坊」(1977年、東京12チャンネル・C.A.L・映像京都)- お糸 ※原作: 笹沢佐保
- 土曜劇場『魂の試される時』(1978年、フジテレビ・勝プロダクション)- 山下愛子 ※原作: 丹羽文雄
- 『大空港』第2話「国際空港1978年夏」(1978年、フジテレビ・松竹)
- 日曜恐怖シリーズ(関西テレビ)
- 『判決』(テレビ朝日)
- 『あめりか物語』第2回「日系人の小屋を襲う白人のライフル[2]」(1978年、NHK)※全4回
- 土曜ワイド劇場(テレビ朝日)
- 『刑事 湿原に幻の鶴を見た』(1978年、大映映像・俳優座映画放送)
- 『赤いさそりの美女 江戸川乱歩の「妖虫」』(1979年、松竹)- 殿村京子[注釈 2]
- 『田舎刑事3 まぼろしの特攻隊』(1979年、テレパック)- 権田幸子 ※監督: 森崎東[3]
- 『生きていた死美人 病院偽装殺人』(1979年、大映映像)- 丹羽不二子・ひろみ 原案: 舟橋和郎
- 『松本清張の紐 恐怖の大回転遊覧車』(1979年、松竹)- 梅田静子
- 『京都妖怪地図1・嵯峨野に生きる900歳の新妻』(1980年、ABC・松竹)- 香織
- 『京都妖怪地図2・きらら坂に住む400歳の氷女』(1981年、ABC・松竹)- 九条沙織
- 『横溝正史の鬼火 仮面の男と湖底の女』(1983年、にっかつ撮影所)- 浦江、銀子
- 『和久峻三ミステリー 京都殺人案内25』(2002年、ABC・松竹)- 鎌田織江 ※藤田まこと版、原作: 和久俊三「京都殺人案内」
- 『広域捜査官楠錬三郎 北へ南へ2』(2002年、C.A.L)- 島村
- 『温泉若おかみの殺人推理11』(2002年、大映テレビ)- タケ子
- 『和久峻三ミステリー 新・赤かぶ検事奮戦記15』(2003年、松竹)- 松田みどり ※原作: 和久俊三「赤かぶ検事シリーズ」
- 『混浴露天風呂連続殺人25』(2006年、ABC・テレパック)- 佐々木ふじ子
- 『牟田刑事官事件ファイル33』(2007年、C.A.L)- 守屋鈴江 ※原作: 石沢英太郎「牟田刑事官事件簿」
- 月曜スター劇場『あすなろの詩』(1978年、日本テレビ)
- ゴールデンドラマシリーズ(フジテレビ)
- 『チェックメイト78』第20話「警部とカメオ殺人事件」(1979年、ABC・テレパック)※原案: 鮎川哲也
- 特選サスペンス『俺が愛した謎の女』(1979年、読売テレビ)※原作: ルシール・フレッチャー「スタンフォードへ80ドル」、監督: 森崎東[3]
- 金曜ドラマ(TBS)
- 『なさけ坂旅館』(1980年、ABC)- 高津秋子
- 木曜ゴールデンドラマ(読売テレビ)
- 『愛は海鳴りのごとく 唐人お吉』(1980年、テレキャスト)- おふく
- 『チャップリン暗殺計画 世界の喜劇王を救ったのは誰か?』(1980年、テレビマンユニオン)
- 『支笏湖殺人事件』(1981年)※原作: 草野唯雄
- 『失われた眠り』(1982年)※原作: 南部樹未子
- 花王名人劇場『裸の大将放浪記』第3話「人の心は顔ではわからないので」(1980年、関西テレビ・東阪企画)- 緋乃 ※芦屋雁之助版、原作: 山下清
- 『それからの武蔵』(1981年、東京12チャンネル・中村プロダクション)- お悠(悠姫)※原作: 小山勝清
- 『和宮様御留』(1981年、関西テレビ)- 長橋局 ※原作: 有吉佐和子
- 銀河テレビ小説『復活』(1981年、NHK)※原作: レフ・トルストイ
- 時代劇スペシャル(フジテレビ)
- 土曜ドラマ『遠雷と怒涛と』第3話(1982年、NHK)※原作: 湯郷将和、全3話
- ザ・サスペンス『松本清張の内海の輪』(1982年、TBS・大映テレビ)- 西田美奈子
- 金曜ミステリー劇場『のぶ子の災難』(1982年、TBS・大映テレビ)※原作: 有馬頼義「乃武子の災難」、全4話
- 火曜サスペンス劇場(日本テレビ)
- ナショナル劇場『こちら本池上署』(2002年、TBS)- 水木久代
- 月曜ミステリー劇場(TBS)
- 『横山秀夫サスペンス 陰の季節4・失踪』(2002年、"ザ・ワークス")- 近藤有紀子 ※原作: 横山秀夫「看守眼」
- 『財務捜査官 雨宮瑠璃子2 美容整形の誘惑が死を招く・・・謎の名門女子大連続殺人!! 25億の架空寄付金に秘められた驚愕の真実とは!? 領収書の暗号が真犯人を暴く』(2005年、ファインエンターテイメント)- 桂木文絵(光太郎の正妻・共和女子大学の創立者の娘)
- 『十津川警部シリーズ35 金沢加賀殺意の旅』(2005年7月4日、テレパック)- 北川志げ子 ※渡瀬恒彦版
- サントリーミステリー大賞スペシャル『子盗り』(2002年、ABC・テレパック)※原作: 海月ルイ
- 『松本清張没後10年記念・ビートたけしドラマスペシャル・張込み』(2002年、テレビ朝日) - 柚木(主人公)の妻 ※2002年版
- 『はぐれ刑事純情派』(テレビ朝日・東映)
- 金曜エンタテイメント(フジテレビ)
- 『花村杏介シリーズ 娘道成寺伝説殺人事件』(2002年、ジャパンPRODUCE)- 市橋八重子
- 『星に願いを ~七畳間で生まれた410万の星~ 』(2005年、"ウォルト・ディズニー・テレビジョン・インターナショナル ジャパン")- 大平雅 ※原案: 大平貴之「プラネタリウムを作りました。~7畳間で生まれた410万の星~」
- ドラマ30『愛の110番』(2003年、中部日本放送)- 矢吹弘子 ※原作: 宮川一郎
- 女と愛とミステリー(テレビ東京・BSジャパン)
- 『西村京太郎スペシャル 亀井刑事・十津川警部トラベルサスペンス 日本一周“旅号”殺人事件』(2003年4月23日、大映テレビ)- 柳沼郁子(三田の愛人)
- 『温泉仲居探偵の事件簿2 宵待草殺人事件』(2003年10月15日)- 斉藤史恵(清掃員)※原案: 福島規子
- 『捜査一課長・神崎省吾 椿の入れ墨をした女』(2004年8月11日、TSP)- 小野志津枝[4] ※原作: 高橋治「椿の入墨」『殺意の断崖』
- 木曜劇場『大奥 第一章』(2004年、フジテレビ・東映)- 阿茶局 ※2004年版
- 愛の劇場(TBS)
- 木曜ミステリー『おみやさん』 第3シリーズ 第8話「消えた目撃者!! 手作りカレーに泣く女!!」(2004年、テレビ朝日・東映)- 山本竜子 ※原作: 石森章太郎
- 水曜ミステリー9(テレビ東京・BSジャパン)
- 『不倫調査員片山由美7』(2005年、レオナ企画)- 檜華代 ※原作: 山村美紗「なぜにあなたは京都で死ぬの?」『京都の祭に人が死ぬ』
- 『湯けむりドクター華岡万里子の温泉事件簿2 山姥の唄~白骨死体を8年間待った女』(2006年、テレパック)- 木村民子
- 『神楽坂署生活安全課3』(2007年、ニューウェーヴ)- 西森千賀子
- 『ドクター・ヨシカの犯罪カルテ2』(2007年、"セントラル・アーツ")- 中原節子
- ドラマ・コンプレックス『時代屋の女房』(2006年、日本テレビ)- 今井さんの奥さん ※原作: 村松友視
- 月曜ゴールデン サスペンス特別企画『黙秘』(2006年、TBS、ニューウェーヴ)- 美恵子(白銀閣・女将)
- 内田康夫サスペンス 浅見光彦シリーズ24『漂泊の楽人』(2008年、TBS)- 漆原睦子 ※沢村一樹版
映画
[編集]- 『放課後』(1973年、東宝)- 小宮由紀
- 『異邦人の河』(1975年、緑豆社)- 柳恵栄
- 『新幹線大爆破』(1975年、東映)- 靖子
- 『青春の門 自立篇』(1977年、東宝)- 石井俊子 ※1975年・1977年版
- 『坊っちゃん』(1977年、松竹)- 〆香 ※1977年版
- 『危険な関係』(1978年、日活)- 渡瀬綾子 ※主演 原作: ピエル・コデルロス・ド・ラクロ、監督: 藤田敏八
- 『本日ただいま誕生』(1979年、東映)- 佐伯高子 ※原作: 小澤道雄『足無し禅師 本日ただいま誕生』
- 『雪華葬刺し』(1982年、大映京都・松竹)- 茜 ※原作: 赤江瀑
- 『呉清源〜極みの棋譜〜』(2006年、エスピーオー)- 金木
- 『怪談』(2007年、松竹)- お定
- 『ノン子36歳(家事手伝い)』(2008年、ゼアリズエンタープライズ)- ノン子の母
- 『アンダンテ 〜稲の旋律〜』(2010年、ゴーゴービジュアル企画)- 薮崎由利恵
- 『遠くの空』(2010年、ボイスアンドハート・スタイルジャム)- 張三順 ※監督: 井上春生
舞台
[編集]- 『幕末純情伝 龍馬を斬った女』(2008年、南座)※作・演出: つかこうへい、共演: 石原さとみ
インターネットドラマ
[編集]- 『Cradle[クレイドル] -眠れぬ夜の子守唄-』(2007年、日本ベーリンガーインゲルハイム)※全10話
脚注
[編集]- ^ a b 「決定!保存版 '76 ALLスタアLIST 宇津宮雅代」『スタア』1976年2月号、平凡出版、87頁。
- ^ a b c d e f NHKアーカイブズ https://www.nhk.or.jp/archives/
- ^ a b 森崎東アーカイブズ https://www.asahi-net.or.jp/~hi2h-ikd/film/morisakidata/p0198110.htm
- ^ テレビドラマデータベース http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-37710