多摩橋
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多摩橋 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 東京都福生市 - あきる野市 |
交差物件 | 多摩川 |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 東京都道7号杉並あきる野線(五日市街道) |
管理者 | 東京都西多摩建設事務所 |
竣工 | 1969年(昭和44年) |
開通 | 1970年(昭和45年)3月 |
座標 | 北緯35度43分57.2秒 東経139度19分16.3秒 / 北緯35.732556度 東経139.321194度 |
構造諸元 | |
形式 | 連続箱桁橋 |
材料 | プレストレスト・コンクリート |
全長 | 202 m |
幅 | 11.5 m |
最大支間長 | 50.3 m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
多摩橋(たまばし)は、東京都福生市 - あきる野市の多摩川に架かる東京都道7号杉並あきる野線(五日市街道)の橋長202 m(メートル)の桁橋。
概要
[編集]- 形式 - PC4径間連続箱桁橋
- 橋長 - 202 m
- 支間割 - 50 m + 2×50.3 m + 50 m
- 幅員
- 有効幅員 - 11.5 m
- 車道 - 7.5 m
- 歩道 - 両側2 m
- 架設工法 - プレキャスト・ブロック工法
歴史
[編集]1760年(宝暦10年)の熊川村村方明細帳には熊川村管理の牛浜の渡しがあったことが記されている[2]。
1875年(明治8年)に永田橋とともに官営の渡しとなり、1890年(明治23年)5月に多摩川の澪筋の移動により、対岸の草花村に管理が移り以後森山の渡しと呼ばれるようなった[2]。
1925年(大正14年)2月に永久橋として橋長202.1 m、幅員5.4 mの8径間の鉄筋コンクリート桁橋が完成する。第二次世界大戦後、福生飛行場に駐留した米軍によって改装資材として川砂利の乱堀が行われたこともあり1948年(昭和23年)9月17日に流出し仮橋を架設する[3][2]。現橋は1969年(昭和44年)に架設され、1970年(昭和45年)3月に開通した[1][2]。架設に際しては当時の新技術であるプレキャスト・ブロック工法が採用された[4]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “多摩橋1969-1”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2021年8月16日閲覧。
- ^ a b c d 立川愛雄 (2016年7月30日). “ふっさの「橋」”. 福生市. 2021年8月17日閲覧。
- ^ “多摩橋1925-2”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2021年8月16日閲覧。
- ^ 津野和男「コンクリートの新用途 4.1 土木コンクリート構造物のプレハブ化」『コンクリート・ジャーナル』第10巻第6号、コンクリート工学協会、1972年6月15日、65-71頁、doi:10.14826/coj1963.10.6_65、2022年1月12日閲覧。
外部リンク
[編集]- 東京都西多摩建設事務所 - 橋梁管理者