コンテンツにスキップ

國見山兼初

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

國見山 兼初(くにみやま かねはつ、1948年3月31日 - )は、千葉県市川市出身で伊勢ヶ濱部屋に所属した元大相撲力士。本名は堀木 兼初(ほりき かねはつ)。176cm、110kg。最高位は東十両13枚目。得意技は右四つ、寄り。

経歴

[編集]

少年時代から宮相撲に参加する相撲好きであった。1964年5月場所初土俵、1972年5月場所に十両昇進するも2勝13敗と大敗を喫し、翌場所に幕下陥落。十両在位はこの1場所に終わる。1975年9月場所限りで廃業。その後は、料理屋を経営した。

主な成績

[編集]
  • 通算成績:249勝214敗21休 勝率.538
  • 十両成績:2勝13敗 勝率.133
  • 現役在位:69場所
  • 十両在位:1場所

場所別成績

[編集]
國見山 兼初
一月場所
初場所(東京
三月場所
春場所(大阪
五月場所
夏場所(東京)
七月場所
名古屋場所(愛知
九月場所
秋場所(東京)
十一月場所
九州場所(福岡
1964年
(昭和39年)
x x (前相撲) 西序ノ口13枚目
5–2 
東序二段84枚目
4–3 
東序二段53枚目
4–3 
1965年
(昭和40年)
東序二段25枚目
4–3 
西序二段3枚目
2–5 
西序二段18枚目
4–3 
西三段目82枚目
4–3 
西三段目66枚目
4–3 
西三段目43枚目
3–4 
1966年
(昭和41年)
西三段目55枚目
4–3 
東三段目44枚目
3–4 
西三段目53枚目
4–3 
西三段目30枚目
6–1 
東幕下82枚目
3–4 
西幕下92枚目
5–2 
1967年
(昭和42年)
西幕下70枚目
3–4 
東幕下78枚目
5–2 
西三段目筆頭
5–2 
西幕下39枚目
2–5 
東幕下58枚目
休場
0–0–7
西三段目40枚目
5–2 
1968年
(昭和43年)
東三段目15枚目
休場
0–0–7
西三段目60枚目
6–1 
東三段目28枚目
2–5 
東三段目45枚目
4–3 
東三段目31枚目
6–1 
東幕下57枚目
5–2 
1969年
(昭和44年)
西幕下36枚目
6–1 
東幕下18枚目
3–4 
西幕下24枚目
5–2 
東幕下13枚目
4–3 
東幕下8枚目
4–3 
東幕下6枚目
2–5 
1970年
(昭和45年)
西幕下17枚目
5–2 
東幕下10枚目
5–2 
東幕下5枚目
2–5 
東幕下16枚目
4–3 
西幕下10枚目
4–3 
西幕下7枚目
2–5 
1971年
(昭和46年)
西幕下17枚目
4–3 
西幕下13枚目
4–3 
西幕下11枚目
3–4 
西幕下17枚目
3–4 
東幕下24枚目
4–3 
東幕下21枚目
5–2 
1972年
(昭和47年)
東幕下12枚目
5–2 
東幕下6枚目
5–2 
東十両13枚目
2–13 
東幕下9枚目
2–5 
東幕下23枚目
5–2 
東幕下13枚目
5–2 
1973年
(昭和48年)
西幕下7枚目
5–2 
東幕下2枚目
2–5 
西幕下13枚目
5–2 
西幕下5枚目
4–3 
東幕下4枚目
3–4 
東幕下9枚目
4–3 
1974年
(昭和49年)
東幕下7枚目
3–4 
東幕下12枚目
4–3 
東幕下8枚目
3–4 
西幕下13枚目
2–5 
西幕下26枚目
5–2 
西幕下14枚目
1–6 
1975年
(昭和50年)
東幕下44枚目
5–2 
西幕下29枚目
3–4 
東幕下37枚目
2–5 
東幕下56枚目
3–4 
西三段目7枚目
引退
0–0–7
x
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。    優勝 引退 休場 十両 幕下
三賞=敢闘賞、=殊勲賞、=技能賞     その他:=金星
番付階級幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口
幕内序列横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列)

改名歴

[編集]
  • 堀木 兼初(ほりき かねはつ)1964年5月場所 - 1965年1月場所
  • 照ヶ濱 兼初(てるがはま かねはつ)1965年3月場所 - 1966年5月場所
  • 勢力 兼初(せいりき かねはつ)1966年7月場所 - 1970年5月場所
  • 国見山 兼初(くにみやま かねはつ)1970年7月場所 - 1975年9月場所[1]

参考文献

[編集]
  • 大相撲力士名鑑平成13年版、水野尚文、京須利敏、共同通信社、2000年、ISBN 978-4764104709

出典

[編集]
  1. ^ 旧字を用いた國見山の四股名を名乗ったのは、十両に在位した1場所のみのもの。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]