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九大混声合唱団

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九大混声合唱団(きゅうだいこんせいがっしょうだん)は、九州大学のアマチュア混声合唱団である。1963年昭和38年)2月に発足した。「九混(きゅうこん)」とも呼ばれる。

概要

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1960年結成の九大全学混声合唱団(全混)と、1951年発足の教養部音楽部(教音)が合併し、1963年2月7日に創立された[1]。当初は学内のみのメンバー構成であったが、2016年時点では九州大学だけでなく、他大学の学生や専門学校の学生も参加している[2]。2014年度より九州大学の「課外活動活性化プロジェクト」による「重点強化団体」に指定されている[1]

顧問は藤岡健太郎(九州大学文書館教授)。全日本合唱連盟、九州地区大学合唱連盟に加盟している。

受賞歴

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受賞歴は以下の通りである[1]。なお、〈〉内は自由曲である。

  • 第40回(昭和62年)全日本合唱コンクール全国大会優良賞 〈野田暉行:混声合唱曲「青春」〉
  • 第46回(平成5年)全日本合唱コンクール全国大会銅賞 〈イルデブランド・ピツェッティ:2 composizioni corali〉
  • 第47回(平成6年)全日本合唱コンクール全国大会銅賞 〈イルデブランド・ピツェッティ:3 composizioni corali〉
  • 第48回(平成7年)全日本合唱コンクール全国大会銅賞 〈カイ=エーリク・グスタフソン:Magnificat〉
  • 第49回(平成8年)全日本合唱コンクール全国大会銀賞 〈エイノユハニ・ラウタヴァーラ:Magnificat〉
  • 第53回(平成12年)全日本合唱コンクール全国大会銅賞 〈ニルス・ラ・クール:Hodie Christus natus estほか〉
  • 第58回(平成17年)全日本合唱コンクール全国大会銅賞 〈山本純ノ介:混声合唱組曲「光葬」〉
  • 第61回(平成20年)全日本合唱コンクール全国大会銀賞 〈アントニン・ドヴォルザーク:Messe D-dur〉
  • 第62回(平成21年)全日本合唱コンクール全国大会銅賞 〈ロベルト・シューマン:Messe c-mol〉
  • 第63回(平成22年)全日本合唱コンクール全国大会銀賞 〈カライ・ヨージェフ:Stabat Mater〉
  • 第64回(平成23年)全日本合唱コンクール全国大会金賞 〈エリック・ウィテカー:Leonardo dreams of his flying machine〉
  • 第65回(平成24年)全日本合唱コンクール全国大会銀賞 〈エリック・ウィテカー:Three flower songsほか〉
  • 第66回(平成25年)全日本合唱コンクール全国大会銀賞 〈フランク・マルタン:Messe für zwei vierstimmige chöre〉
  • 第67回(平成26年)全日本合唱コンクール全国大会金賞 〈カライ・ヨージェフ:De profundis〉
  • 第69回(平成28年)全日本合唱コンクール全国大会銀賞 〈信長貴富:無伴奏混声合唱のために「廃墟から」より「第一章 絶え間なく流れてゆく」〉
  • 第70回(平成29年)全日本合唱コンクール全国大会金賞 〈信長貴富:混声合唱とピアノのための「春���修羅」よりⅡ〉
  • 第71回(平成30年)全日本合唱コンクール全国大会銅賞 〈千原英喜:混声合唱のための「Agnus Dei = 空海・真言・絶唱」〉
  • 第72回(令和元年)全日本合唱コンクール全国大会銅賞 〈信長貴富:混声合唱とピアノのための あめ・樹木〉
  • 第74回(令和3年)全日本合唱コンクール全国大会銀賞 〈信長貴富:混声合唱とピアノのための「こいうた」より Ⅱ こいうた/Ⅰ 恋唄・空〉
  • 第75回(令和4年)全日本合唱コンクール全国大会金賞 (津市教育委員会教育長賞)〈三宅悠太:混声合唱とピアノのための「遠きものへ-」より VocaliseⅡ/海辺にて〉
  • 第76回(令和5年)全日本合唱コンクール全国大会金賞 (新潟市教育委員会教育長賞)〈三宅悠太:帰郷-混声合唱とピアノのための-〉
  • 第77回(令和6年)全日本合唱コンクール全国大会銀賞〈松本望:混声合唱とピアノのための組曲「天使のいる構図」より「Ⅲ.Tempestoso」〉

客演指揮者

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脚注

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  1. ^ a b c 九大混声合唱団五十周年記念誌「松原に」
  2. ^ 西南学院大学中村学園大学福岡大学福岡女子大学等。

外部リンク

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