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三谷栄一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
三谷 栄一みたに えいいち
人物情報
生誕 (1911-07-08) 1911年7月8日
日本の旗 日本
死没 (2007-08-29) 2007年8月29日(96歳没)
出身校 國學院大学
学問
研究分野 国文学
中古文学
研究機関 青森師範学校
弘前大学
山梨県立図書館
実践女子大学
学位 國學院大學文学博士
称号 実践女子大学名誉教授
主な業績 平安朝の物語文学を中心とした研究
主要な作品 「民族文学の成立に関する基盤的研究」
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三谷 栄一(みたに えいいち、1911年7月8日 - 2007年8月29日)は、日本国文学者中古文学)。学位は、文学博士國學院大學論文博士・1961年)。子息は日本文学者の三谷邦明

来歴・人物

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1935年國學院大學国文科卒業、1944年青森師範学校教授、1949年弘前大学教授、1950年山梨県立図書館長、1953年実践女子大学教授。1961年、「民族文学の成立に関する基盤的研究」で國學院大學より文学博士号取得、1987年、実践女子大を定年退職、名誉教授。2003年勲三等瑞宝章受章。

平安朝の物語文学を中心として研究。特に狭衣物語についての業績がある。

著書

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単著

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  • 竹取物語評解 有精堂、1948年
  • 物語文学史論 有精堂出版、1952年
  • 要解日本文学史辞典 有精堂出版、1959年
  • 日本文学の民俗学的研究 有精堂出版、1960年
  • 物語史の研究 有精堂出版、1967年
  • 古典文学と民俗 岩崎美術社、1968年
  • 日本神話の基盤 風土記の神々と神話文学 塙書房、1974年
  • 物語文学の世界 有精堂選書、1975年
  • 古事記成立の研究 後宮と神祇官の文学 有精堂出版、1980年
  • 記紀万葉集の世界 有精堂出版、1984年
  • 狭衣物語の研究 伝本系統論編 笠間書院、2000年
  • 狭衣物語の研究 異本文学論編 笠間書院、2002年

共著・共編

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  • 日本文学作品人名辞典 吉田精一市古貞次共編 河出書房、1956年
  • 全解枕草子 伴久美共著 有精堂出版、1958年
  • 土佐日記 紀貫之 角川文庫、1960年
  • 九条家旧蔵本狭衣物語と研究 未刊国文資料刊行会、1960-63年
  • 六万語古語辞典 金子武雄共編 金園社、1964年
  • 徒然草解釈大成 峯村文人共編 岩崎書店、1966年
  • 日本古典文学全集 落窪物語 小学館、1972年
  • 源氏物語事典 有精堂出版、1973年
  • 万葉集叢書別冊 万葉集叢書索引 臨川書店、1973年
  • 徒然草事典 有精堂出版、1977年
  • 狭衣物語抄 元和九年心也開板古活字本 勉誠社、1980年
  • 日本文学史辞典 古典編 山本健吉共編 角川書店、1982年
  • 要解古典文法 稲村徳共著 有精堂出版、1993年
  • よくわかる源氏物語 稲村徳 有精堂出版、1993年

栄典

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脚注

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