ロムロ・サンチェス
基本情報 | |
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国籍 | ベネズエラ |
出身地 | ララ州カロラ |
生年月日 | 1984年4月28日(40歳) |
身長 体重 |
196 cm 120 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2002年 アマチュアFA |
初出場 |
MLB / 2007年8月26日 NPB / 2011年5月1日 CPBL / 2014年8月28日 |
最終出場 |
MLB / 2010年9月25日 NPB / 2011年8月10日 CPBL / 2014年10月8日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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国際大会 | |
代表チーム | ベネズエラ |
WBC | 2013年 |
この表について
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ロムロ・イグナシオ・サンチェス・オビエド(Rómulo Ignacio Sánchez Oviedo , 1984年4月28日 - )は、ベネズエラ出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。台湾時代の登録名は「桑契斯」。
経歴
[編集]プロ入りとマイナー時代
[編集]2002年3月8日に、ロサンゼルス・ドジャースと契約を結んだ。この年は、傘下ルーキークラスのドミニカン・サマーリーグでプレーした。
2003年も、傘下ルーキークラスのドミニカン・サマーリーグでプレーした。
2004年3月12日に解雇された。
パイレーツ時代
[編集]2004年5月7日にピッツバーグ・パイレーツと契約を結んだ。この年は母国ベネズエラの野球リーグでプレーした。
2005年は、開幕をルーキーリーグで迎え、最終��に傘下AA級のアルトゥーナ・カーブまで昇格した。
2006年も、A級、A+級、AA級でプレーした。
2007年は、開幕を傘下AA級のアルトゥーナ・カーブで迎えた。サロモン・トーレスのDL入りに伴い、8月25日にメジャー契約を結んでメジャーに昇格し、26日のヒューストン・アストロズ戦でメジャーデビューを果たした。この年はメジャーで16試合に登板して1勝2ホールドを挙げた。
ヤンキース時代
[編集]2009年5月16日に、エリック・ハッカーとのトレードでニューヨーク・ヤンキースへ移籍した。
2010年はメジャーでの登板は2試合に終わるも、5月9日のボストン・レッドソックス戦ではメジャーでの最速98mph(約158km/h)を記録し、3回を1安打に抑える投球を見せた。その後は主にAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・ヤンキースでプレーし、スクラントンでは14試合の先発を含む31試合に登板し10勝8敗、防御率3.97、WHIP1.41の成績を残した。
日本球界時代
[編集]2011年4月1日、東北楽天ゴールデンイーグルスと契約した事が発表された[1]。リリーフでの活躍を期待されたが安定感に乏しく、セーブ・ホールド共に1つも挙げることができなかった。オフの11月22日に戦力外通告を受け[2]、11月29日に自由契約公示がなされた。
レイズ傘下時代
[編集]2012年1月18日にタンパベイ・レイズとマイナー契約を結んだ。同年は、傘下AAAのダーラム・ブルズで34試合に登板したが、防御率6点台と成績不振のため8月2日に解雇された。
メキシコ球界時代
[編集]2013年には、第3回WBCのベネズエラ代表に選出された[3]。この年は、メキシカンリーグのタバスコ・キャトルメンでプレーし、8試合に登板した。
ドジャース傘下時代
[編集]2013年12月13日にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結んだが[4]、2014年シーズン開幕前の3月に自由契約となった。
台湾球界時代
[編集]2014年7月20日に中華職業棒球大聯盟(CPBL)の中信兄弟に入団した。11試合に登板して、1勝3敗1セーブ、防御率2.00という成績だった。
サンマリノ時代
[編集]2015年2月10日にイタリアンベースボールリーグのT&Aサンマリノと契約した。開幕後は3試合に登板したが、0勝2敗と不振のため4月16日に解雇された[5]。
この年以降は、春から秋まではいずれの球団にも所属することはなかったが、2006年から参加している母国ベネズエラのウィンターリーグ(LVBP)でプレーを続け、2021-2022シーズンを最後に現役を引退した[6]。
プレースタイル
[編集]平均球速94mph(約151km/h)、最速99mph(約159km/h)の速球を武器とし、チェンジアップとスライダー、カーブを投げ分け[7][8]、マイナー通算の与四球率4.04と制球力にやや課題を残している。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2007 | PIT | 16 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 1.000 | 73 | 18.0 | 16 | 2 | 8 | 0 | 1 | 11 | 1 | 0 | 10 | 10 | 5.00 | 1.33 |
2008 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | ---- | 57 | 13.1 | 14 | 0 | 6 | 0 | 1 | 3 | 4 | 0 | 6 | 6 | 4.05 | 1.50 | |
2010 | NYY | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 17 | 4.1 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 0.92 |
2011 | 楽天 | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | .000 | 77 | 16.1 | 21 | 1 | 7 | 0 | 2 | 19 | 3 | 0 | 9 | 9 | 4.96 | 1.71 |
MLB:3年 | 28 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 2 | 1.000 | 147 | 35.2 | 31 | 2 | 17 | 0 | 2 | 19 | 5 | 0 | 16 | 16 | 4.04 | 1.35 | |
NPB:1年 | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | .000 | 77 | 16.1 | 21 | 1 | 7 | 0 | 2 | 19 | 3 | 0 | 9 | 9 | 4.96 | 1.71 |
記録
[編集]- NPB
- 初登板:2011年5月1日、対オリックス・バファローズ6回戦(日本製紙クリネックススタジアム宮城)、8回表に4番手で救援登板、1回無失点
- 初奪三振:同上、8回表に坂口智隆から
背番号
[編集]- 58 (2007年 - 2008年)
- 47 (2010年)
- 64 (2010年)
- 74 (2011年)
- 54 (2014年)
代表歴
[編集]脚注
[編集]- ^ “ロムロ・サンチェス選手との契約合意に関して”. 東北楽天ゴールデンイーグルス (2011年4月1日). 2011年4月1日閲覧。
- ^ 「来季の選手契約に関して」 東北楽天ゴールデンイーグルス(2011年11月22日)、2011年11月22日閲覧。
- ^ 2013 Tournament Roster[リンク切れ] WBC公式サイト 英語 2015年3月20日閲覧
- ^ Romulo Sánchez Transactions
- ^ TAGLIATO ROMULO SANCHEZ T&A San Marino Baseball イタリア語 (2015年4月16日) 2015年6月14日閲覧
- ^ “ROMULO SANCHEZ #75”. Liga Venezolana de Béisbol Profesional. 2023年12月25日閲覧。
- ^ “楽天に新守護神候補 最速159キロ右腕獲得”. スポニチ Sponichi Annex (2011年4月2日). 2011年4月2日閲覧。
- ^ Romulo Sanchez PitCH Fx
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 ロムロ・サンチェス - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Romulo Sanchez stats MiLB.com