ポルテ金沢
ポルテ金沢 PORTE KANAZAWA | |
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施設情報 | |
所在地 | 石川県金沢市本町2-15-1 |
座標 | 北緯36度34分34.7秒 東経136度38分57.64秒 / 北緯36.576306度 東経136.6493444度 |
状態 | 完成 |
開業 | 1994年 |
地上高 | |
最頂部 | 130.5m |
最上階 | 30階 |
各種諸元 | |
階数 | 地上30階、地下2階[1] |
延床面積 | 61,970 m² |
エレベーター数 | 19基(東芝製9基(ホテル用6基(業務用込)商業用3基)日立製6基(オフィス用4基 非常用2基)フジテック製2基(商業サービス用1基 屋外1基))他にもエスカレーターあり[要出典] |
関連企業 | |
設計 | 松田平田設計 |
施工 | 竹中工務店・三井建設・真柄建設 |
所有者 | ヒューリック株式会社、株式会社ポルテ金沢 |
ポルテ金沢(ポルテかなざわ)は、石川県金沢市の金沢駅兼六園口(東口)前に建つ、ホテル・店舗・ホール・オフィスなどの複合ビルである。
高さ130.5mで、北陸地方で一番高いビルである。キーテナントはホテル日航金沢で、1階南側に車寄せとフロントをもち、1階から6階の南側と17階から30階までに、レストランやバンケット、客室を配している。そのほか、地下1階から5階までに各種レストランや店舗など、6階から14階にオフィスなどが入居する。「ポルテ」はフランス語に由来している[2]。
1991年(平成3年)3月 - 1994年(平成6年)3月にかけて建設された[1]。
概要
[編集]金沢駅東口の正面にある金沢駅前中央交差点を頂点の1つとする三角形の敷地に建ち、昭和大通り(石川県道146号金沢停車場南線)に面している。また、このビルの地下1階は、金沢駅東口から続く地下通路と直結している。
この敷地は、金沢駅前第一地区第一種市街地再開発事業[3][4][5]で整備された街区1に当たる。地下2階にある450台の駐車場に加えて、一方通行路を挟んだ小さな敷地の街区2に、ポルテ金沢月極立体駐車場も設置されている。
日本建築学会北陸支部による、1995年(平成7年)度の北陸建築文化賞を受賞している[6]。
低層部にある専門店街は、1994年(平成6年)の開業当初から3階フロアが埋まらず、1999年(平成11年)には2階の1,357m2を借りてギフトショップを出店していた地元百貨店大和が閉店して撤退するなど、開業当初から常時空き店舗が存在する状況が続いていた。
その後、鼓門(つづみもん)と、ガラス屋根のもてなしドームで知られる、金沢駅東口広場の整備事業が2005年(平成17年)3月に完了し、その頃からテナントが増加。駅東口北側のショッピングモール、金沢フォーラスの開業前月の2006年(平成18年)10月には、空き店舗が1店舗に減少して、開業以来最小となったことが報道された[7]。
主な施設
[編集]- ホテル日航金沢(1F~6F、17F~30F、1994年4月10日開業[8])
- 金沢市アートホール(6F) 308席
- セントラルフィットネスクラブ金沢(4、5F)
- オフィス棟(6F~14F)
- 専門店街(B1F~3F)
- 北陸銀行金沢駅前支店(1F)
- 北陸先端科学技術大学院大学金沢駅前オフィス(9F)
- ドコモショップ金沢駅前店(1F)
- トヨタレンタリース石川金沢駅東口店(1F)
アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ a b ポルテ金沢(金沢駅前第一地区第一種市街地再開発事業)(松田平田設計、2022年12月11日閲覧)
- ^ ポルテ金沢
- ^ ※高度利用地区位置図(金沢市 「特別用途地区と高度利用地区」)
- ^ ※壁面位置の制限内容「金沢駅前第一地区街区2」(金沢市 「特別用途地区と高度利用地区」)
- ^ 都市再開発方針等地図情報「石川県金沢市」(社団法人全国市街地再開発協会)
- ^ 北陸建築文化賞一覧(日本建築学会北陸支部)
- ^ “駅前テナント「満員御礼」ポルテ金沢、店舗埋まる 新幹線、フォーラス効果が波及”. 北國新聞 (北國新聞社). (2006年10月19日)
- ^ 『富山新聞』1994年4月10日付14面全面広告より。