ハナブトオオトカゲ
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ハナブトオオトカゲ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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ハナブトオオトカゲ Varanus salvadorii
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保全状況評価[1][2] | ||||||||||||||||||||||||||||||
ワシントン条約附属書II | ||||||||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Varanus salvadorii (Peters & Doria, 1878)[3][4] | ||||||||||||||||||||||||||||||
シノニム | ||||||||||||||||||||||||||||||
Monitor salvadorii | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
ハナブトオオトカゲ[3][5][6] | ||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Crocodile monitor[3][4] |
ハナブトオオトカゲ(Varanus salvadorii)は、爬虫綱有鱗目オオトカゲ科オオトカゲ属に分類されるトカゲ。本種のみでパプアオオトカゲ亜属を形成する[6]。ワニオオトカゲ[7]、クロコダイルモニター、クロコダイルオオトカゲとも呼ばれる。
分布
[編集]形態
[編集]オオトカゲ科最長種[3][5]。標本がある確実な記録は全長244センチメートル[6]。最大全長475センチメートルに達するという報告例もあるが、標本などは不明[3]。尾は非常に長く、頭胴長の2倍以上に達する[3][6]。体色は黒で、黄色い斑点が帯状に入る[3][6]。
吻端は太く、丸みを帯びる[3][6]。鼻孔は楕円形で、吻端寄りに開口する[6]。四肢や爪は、発達する[5]。
生態
[編集]樹上棲[3][6]。物に巻きつけることができる長い尾や[5]、四肢をつかい木に登ることができる[6]。地表に降りたり、河川で泳ぐこともある[6]。
鳥類やその卵、小型哺乳類などを食べると考えられている[3][6]。太い吻端で樹皮を剥がし、中にいる節足動物を食べることもある[5]。
人間との関係
[編集]1975年のワシントン条約発効時から、オオトカゲ属単位でワシントン条約附属書IIに掲載されている[2]。
ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。日本では、ヴァラヌス・サルヴァドリイとして特定動物に指定されている[8]。
出典
[編集]- ^ Appendices I, II and III<https://cites.org/eng>(Accessed 20/07/2019)
- ^ a b UNEP (2019). Varanus salvadorii. The Species+ Website. Nairobi, Kenya. Compiled by UNEP-WCMC, Cambridge, UK. Available at: www.speciesplus.net. (Accessed 20/07/2019)
- ^ a b c d e f g h i j k Go!!Suzuki 「ハナブトオオトカゲ」『爬虫・両生類ビジュアルガイド オオトカゲ&ドクトカゲ』、誠文堂新光社、2006年、85-87頁。
- ^ a b c Varanus salvadorii. Uetz, P. & Jirí Hošek (eds.)(2019) The Reptile Database, http://www.reptile-database.org, accessed 22 Apr 2019.
- ^ a b c d e 疋田努 「頑丈な四肢をもつ種から退化したものまで、オオトカゲやミミズトカゲは多士済々。」『動物たちの地球 両生類・爬虫類 8 オオトカゲ・ミミズトカゲほか』第5巻 104号、朝日新聞社、1993年、226-227頁。
- ^ a b c d e f g h i j k 越河暁洋 「ハナブトオオトカゲ」『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』千石正一監修 長坂拓也編著、ピーシーズ、2002年、67頁。
- ^ 『ニューワイド 学研の図鑑 爬虫類・両生類』、学習研究社、2004年、p64,160 ではワニオオトカゲと書かれている。
- ^ 特定動物リスト (動物の愛護と適切な管理) (環境省・2019年7月20日に利用)
関連項目
[編集]- オオトカゲ科
- トンマーゾ・サル���ドーリ - 学名(種小名)の由来となった人物。