コンテンツにスキップ

スパイダーマンのメディアミックス作品

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

スパイダーマンのメディアミックス作品(Spider-Man in other media)では、テレビ番組、映画、おもちゃ、ステージショー、本、テレビゲームなど様々な作品が存在する。

テレビ

[編集]

スパイダーマンのテレビシリーズでは、短期間のアメリカドラマ、日本の特撮ドラマ、教育番組のコーナー、そして幾つかのテレビアニメが、何度もテレビ放送されてきた。[1]

アニメ作品

[編集]
アメリカで1967年から1970年まで放送されたテレビアニメ、声優はポール・ソールズが担当[2]。日本でも過去に東京12チャンネル⇒テレビ東京を含むテレビ東京系列4局と独立局と地方局で放送されていたことがあり、1974年放送版では富山敬、1981年放送版では田中秀幸アニメ映画(声 - ヨーマ・タコンヌ)では稲田徹が担当。
アメリカで1979年に放送されたスパイダーウーマン主役のテレビアニメ、。「Pyramids of Terror」、「the Kongo Spider」という回に登場、声優は同じくポール・ソールズ。
アメリカで1981年にシンジケーションで放送、全26話。
アメリカでは1981年から1982年までNBCで全24話が放送された、声優はダン・ギルヴェザン[3]。日本ではトゥーン・ディズニーJETIXで放送(日本語吹き替え版では森川智之)、それ以前にはVHSビデオ(日本語吹き替え版では山口健)がスパイダーマンのタイトルで1991年に発売された。ビデオ版のオープニングでは英語音声のまま使われているが、トゥーン・ディズニー版では全て吹き替えられている。
アメリカで1994年から1998年までFox Kidsで放送、日本では2004年にカートゥーンネットワークでシーズン4まで放送された。声優はクリストファー・ダニエル・バーンズ、日本語吹き替え版では森川智之が担当。
アメリカで1999年に放送、声優はリノ・ロマノ、日本語吹き替え版では森川智之が担当。日本ではトゥーン・ディズニーのJETIXで放送された。
アメリカで2003年にMTVで放送、日本では日本テレビ2004年から放送された。声優はニール・パトリック・ハウス、日本語吹き替え版では猪野学が担当。
アメリカで2008年に放送されたテレビアニメ、日本ではディズニーXDアニマックスで放送。声優はジョシュ・キートン、日本語吹き替え版では猪野学が担当。
アメリカで2012年から2015年まで放送されたテレビアニメ、日本ではディズニーXD→ディズニーチャンネルDlife、テレビ東京系列6局では『アルティメット・スパイダーマン ウェブウォーリアーズ』から放送。声優はドレイク・ベル、日本語吹き替え版では川田紳司が担当。
スパイダーマンはこのアニメで度々登場している。声優はロビー・デイモンド(日本語吹き替え版 - 川田紳司)
いくつかのエピソードでハルクと共演、声優はドレイク・ベル。
日本で2014年から2015年までテレビ東京とテレビ東京系列で放送されたテレビアニメ。オリジナルでは川田紳司、英語吹き替え版ではロビー・デイモンドが担当。
アメリカで2016年から放送されているテレビアニメ。日本ではディズニーXDとDlifeで放送されていたが、2020年からはディズニーチャンネルで放送されている。声優はロビー・デイモンド、日本語吹き替え版は岩中睦樹
「Back in the New York Groove」と「Drive Me Carnage」に登場、声優はロビー・デイモンド。
日本で2017年から2018年までDlifeで放送された。オリジナルでは川田紳司、英語吹き替え版ではロビー・デイモンドが担当。
アメリカで2021年8月6日からディズニージュニアで放送されているテレビアニメ、日本でも放送されている。声優はベンジャミン・ヴァリック、日本語吹き替え版では上野黎也[4]

実写作品

[編集]
アメリカのCBSで1978年から1979年まで放送されたニコラス・ハモンド主演のテレビドラマ、1977年には長編作品3部作が放送された。日本では長編作品しか上陸しておらず、テレビドラマとしての放送はなかった。
日本で1978年から1979年まで東京12チャンネルで放送された特撮のテレビドラマ。この作品では山城拓也(演 - 香山浩介(現・藤堂信二))が主人公となっており、レオパルドンというマシンロボが登場する。

教育番組

[編集]
1974年から1975年まで英語と遊ぼう エレクトリック・カンパニーのコーナーとして放送された。この作品ではダニー・シーグレンが演じている。

映画

[編集]

ハモンド・シリーズ

[編集]

ニコラス・ハモンド主演の映画、日本でも上陸されたことがある。日本語吹き替え版では大塚芳忠が担当している。

東映シリーズ

[編集]

日本のスーパーヒーロー映画、1978年7月22日に東映まんがまつりで上映された。コミック「スパイダーバース」ではレオパルドンが登場。

ライミ監督作

[編集]

トビー・マグワイア主演の映画、監督はサム・ライミが務めている。日本語吹き替え版では猪野学

ウェブ監督作

[編集]

アンドリュー・ガーフィールド主演の映画、監督はマーク・ウェブが務めている。

マーベルシネマティックユニバース

[編集]

2015年2月、ソニー・ピクチャーズ、マーベル・スタジオ、ウォルト・ディズニー・カンパニーは、スパイダーマンをMCUに登場させてトム・ホランドを起用する契約を発表した。日本では榎木淳弥が日本語吹き替え版を担当。

アベンジャーズ共演作品
ヴェノム共演作品

アニメ映画

[編集]
2018年12月14日に公開されたアニメ映画、日本では2019年3月8日に公開。ソニー・ピクチャーズがアニメーション製作を務め、ボブ・ペルシケッティが監督を詰めている。多次元のスパイダーマンが登場する作品。
アメリカで2022年10月7日に公開されるアニメ映画、スパイダーマン: スパイダーバースの続編。

小説

[編集]

漫画

[編集]

ラジオ

[編集]

アメリカ

[編集]

1996年1月15日から1996年3月24日まで、全50話以上がBBCラジオ1で放送された。本作ではブライアン・メイが制作に関わっており、ウィリアム・ダフリスがスパイダーマンの声を当てている。[5]

日本

[編集]

日本では小野耕世によって翻訳された光文社のコミック『スパイダーマン』をニッポン放送の「キリンラジオ劇場・スペースロマン」で放送(時期は不明)。スパイダーマンの声は近石真介が当てており、他には池田勝大宮悌二、当時の劇団東演などが出演していた。

テレビゲーム

[編集]

アトラクション

[編集]

WEBシリーズ

[編集]

パチンコ・パチスロ

[編集]
2006年にサミーから発売されたゲーム。
2010年に高尾から発売されたゲーム。

非公式のメディア作品

[編集]

シリーズ

[編集]
  • イタリアン・スパイダーマン
2007年にYoutubeで公開されたオーストラリアのパロディー映画。

ファンフィルム

[編集]
1969年に公開された無許可の短編映画。
1973年に公開されたカルト映画。スパイダーマンが悪役として登場する。
1974年の短編映画、ブルース・カルドッソが脚本・監督を務めている。マーベル・コミックと原作者であるスタン・リーが公認している。
1989年の映画。ジム・クレイグが製作しており、後にスパイダーマン'94の脚本を担当。
1992年のファンフィルム。
2015年のファンフィルム、マイルス・モラレスが主役。

脚注

[編集]
  1. ^ Goodgion, Laurel F.; Varlejs, Jana, ed. (1978). Young Adult Literature in the Seventies: A Selection of Readings. Lanham, Maryland: The Scarecrow Press. p. 348. ISBN 0-8108-1134-0. https://archive.org/details/youngadultlitera0000unse/page/348 
  2. ^ Spider-Man on TV - We look back at the history of the web slinger on the small screen”. IGN (May 3, 2007). June 6, 2013時点のオリジナルよりアーカイブJune 2, 2013閲覧。
  3. ^ David, Peter; Greenberger, Robert (2010). The Spider-Man Vault: A Museum-in-a-Book with Rare Collectibles Spun from Marvel's Web. Philadelphia, Pennsylvania: Running Press. pp. 168 and 170. ISBN 978-0762437726. https://archive.org/details/sinatrahollywood0000knig/page/168. "In 1981, Spider-Man saw something of a banner year: he actually had competing animated series." 
  4. ^ 日本初放送!キッズ化したスパイダーマンとなかまたちが大活躍!”. アニメージュ (2021年7月23日). 2021年8月13日閲覧。
  5. ^ Maggs, Dirk (2009年). “The Amazing Spiderman”. DirkMaggs. October 12, 2008時点のオリジナルよりアーカイブ。June 2, 2013閲覧。

外部リンク

[編集]