コンテンツにスキップ

シュトゥットガルト放送交響楽団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シュトゥットガルト放送交響楽団
出身地 ドイツの旗 ドイツ シュトゥットガルト
ジャンル クラシック音楽
活動期間 1945~2016年
公式サイト ホームページ[リンク切れ]

シュトゥットガルト放送交響楽団ドイツ語: Radio-Sinfonieorchester Stuttgart des SWR英語: Stuttgart Radio Symphony Orchestra)は、ドイツシュトゥットガルトを本拠に活動していた、南西ドイツ放送(SWR)所属のオーケストラである。

沿革

[編集]

シュトゥットガルト放送交響楽団は、1945年にアメリカ占領軍により創設された[1]。当初は南ドイツ放送局(ドイツ語: Süddeutscher Rundfunk; SDR)に所属し、名称も1975年までは「南ドイツ放送交響楽団」(ドイツ語: SDR Symphonieorchester)と呼ばれた[1]

1971年から首席客演指揮者を務めたチェリビダッケの妥協を許さぬ音楽作りによって、同団の名声を名実共に高めた[2]カルロス・クライバーなどの若き日の映像は貴重な資料として扱われている[1]
1998年、ドイツの公共放送局の統廃合に伴い、SWRに所属するオーケストラとなった。基本的にはコンサート・オーケストラであったが、バーデン=バーデン祝祭劇場のピットに入ったり、ユニテルのオペレッタ映画でバックを務めるなど、劇場音楽の経験も豊富である。

2016年に、同じくSWR所属のバーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団と統合し、新たに南西ドイツ放送交響楽団が創設された[1]

歴代首席指揮者等

[編集]

歴代首席指揮者等は次のとおり[2]

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b c d 音楽の友 & レコード芸術 2020, p. 50-51, 「SWR交響楽団(旧シュトゥットガルト放送響)」.
  2. ^ a b 世界のオーケストラ(2)下 ~英、露、パン・ヨーロピアン 編~ 2017, p. 106-108「21.シュトゥットガルト放送管弦楽団」.

参考文献

[編集]
  • 音楽の友レコード芸術 編『最新版 世界の名門オーケストラ オーケストラ・ファン必携!』音楽之友社〈ONTOMO MOOK〉、2020年4月。ISBN 978-4-276-96306-1 
  • 上地 隆裕著『世界のオーケストラ(2)下 ~英、露、パン・ヨーロピアン 編~』株式会社 芸術現代社、2017年。ISBN 978-4-87463-207-9 

外部リンク

[編集]