シティ・キャット
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シティ・キャット (CityCat) は、オーストラリアクイーンズランド州の州都ブリスベンのフェリーサービス。Balmoral(バルモラル)からCBD経由で、クイーンズランド大学セントルシア・キャンパスの間のブリスベン川を運航している。
フェリーからはストーリーブリッジやブリスベン都心部ビル街、サウスバンク公園の景色を見ることが出来る。
略史
[編集]- 1996年、運営開始(150人乗り, 6艘)
- 1998年、2艘追加
- 2005年、更に2艘の新しいデザインの船(乗客数:162人(12人増えた))が運航されて、第1世代の船は約18ヶ月の改修になった。改修された船は内装空間の拡大、12台の自転車の運搬スペース(以前は特になかった)、プラズマスクリーン、洗面施設の拡大、船前部のスペース、座席の改善が行われた。
- 2008年、13台目となる新しい船Ya-wa-gara号が就航。これにより、平日ラッシュ時は6~15分間隔、土休日は概ね15分間隔で運航され最終時刻も繰り下がった。
- 2010年2月、第3代目となる新しい船Kuluwin号が就航。これにより時刻表が改定され運航本数が増えたほか、朝の通勤時間帯には3本のエキスプレスがアポロ通り-リバーサイド間で運航されるようになった。
基本情報
[編集]- 停泊所数:14カ所
- 船種:カタマラン(双胴船)
- 所有者:ブリスベン市議会
- デザイン:Grahame Parker Design
- 造船:Brisbane Ship Constructions(第1世代)、Norman Wright and Son(第2世代)
- 搭乗人数:150人(第1世代)、162人(第2世代)
- 最高速度:26ノット(第1世代)、28ノット(第2世代)
- エンジン:2基 x スカニア DSI II
- 年間利用者数:288万人(2004年)
- WiFiサービス
船名
[編集]船名はブリスベンと近郊のアボリジニーの地名に因む。
括弧内は地名の今使われている英語名、運航開始年月
第1世代
[編集]- Kurilpa (West End) - 1996年11月
- Mirbarpa (Indooroopilly) - 1996年11月
- Barrambin (Breakfast Creek) - 1996年11月
- Tugulawa (Brisbane River at Bulimba) - 1996年11月
- Mianjin (Gardens Point) - 1996年12月
- Binkinba (New Farm) - 1996年12月
- Mooroolbin (Hamilton Sandbank) - 1998年10月
- Baneraba (Toowong) - 1998年12月
第2世代
[編集]- Beenung-urrung (Highgate Hill) - 2004年8月
- Tunamun (Petrie Bight) - 2005年6月
- Meeandah (Eagle Farm & Pinkenba) - 2008年2月
- Wilwinpa - 2008年6月
- Ya-wa-gara (Breakfast Creek) - 2008年11月
- Mahreel (Spring Hill)- 2009年4月
第3世代
[編集]前世代までに比べ燃費の向上、排出ガスおよび騒音の削減がされている。
- Kuluwin (Wooloowin) - 2010年2月
フェリー乗り場
[編集]フェリー乗り場
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式サイト:CityCat, City-Ferry
- River Connections - フェリー運営機関
- Discover the Brisbane River - 'CityCat' Ferry Guide - ourbrisbane.com
- ブリスベン川歴史地図
- MidiCats to join CityCats for Brisbane's River future travel - ��リスベン市役所