キャンベラ (ボルチモア級重巡洋艦)
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艦歴 | |
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発注 | 1940年7月1日 |
起工 | 1941年9月3日 |
進水 | 1943年4月19日 |
就役 | 1943年10月14日 |
退役 | 1970年2月2日 |
除籍 | 1978年7月31日 |
その後 | 1980年にスクラップとして廃棄 |
性能諸元 | |
排水量 | 13,600 トン |
全長 | 673 ft 5 in |
全幅 | 70 ft 10 in |
喫水 | 20 ft 6 in |
機関 | 蒸気タービン, 4 615 psi boilers |
最大速 | 33ノット |
航続距離: | |
乗員 | 士官、兵員1,142名 |
兵装 | 8インチ砲9門、5インチ砲12門 |
搭載機 | なし |
モットー | Ready for sea |
キャンベラ (USS Canberra, CA-70) は、アメリカ海軍の巡洋艦。ボルチモア級重巡洋艦の3番艦。最初は「ピッツバーグ」と命名される予定だったが、1942年8月8日、9日の第一次ソロモン海戦で日本軍の攻撃により喪われたオーストラリアの重巡洋艦キャンベラ (HMAS Canberra, D33) に因んでキャンベラと命名された。
艦歴
[編集]キャンベラはマサチューセッツ州クインシーのベスレヘム・スチール、フォアリバー造船所で1941年9月3日起工。1943年4月19日進水。10月14日竣工。
1944年6月、キャンベラは第58任務部隊に所属してマリアナ沖海戦に参加した。10月13日第38任務部隊に所属して台湾攻撃に参加中台湾沖航空戦に遭遇、日本軍の一式陸上攻撃機の雷撃により魚雷1本が命中して航行不能となり重巡洋艦ウィチタ (USS Wichita, CA-45) に曳航されて後退。ボストン海軍工廠で修理された。
1947年3月7日退役してワシントン州ブレマートンのピュージェット・サウンド海軍工廠で保管艦となった。1952年、ボストン級ミサイル巡洋艦の二番艦(CAG-2)となりニュージャージー州カムデンのニューヨーク造船所で改装が開始された。
1956年6月15日再就役してヴァージニア州ノーフォークを母港とした。
1968年再び重巡洋艦 (CA-70) に類別変更され1970年2月2日退役。1978年7月31日除籍。1980年7月31日スクラップとして売却され解体された。