キサンタンガム
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キサンタンガム[1] | |
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別称 E 415 | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 11138-66-2 |
ChemSpider | NA |
E番号 | E415 (増粘剤、安定剤、乳化剤) |
特性 | |
化学式 | C35H49O29 (モノマー) |
危険性 | |
Rフレーズ | - |
Sフレーズ | - |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
キサンタンガム (xanthan gum) は多糖類の1つ。CAS登録番号は11138-66-2。 トウモロコシなどの澱粉を細菌 Xanthomonas campestris により発酵させて作られる。 分子量は約200万もしくは1,300万から5,000万。グルコース2分子、マンノース2分子、グルクロン酸の繰り返し単位からなる。キサンタンガムにはカリウム塩、ナトリウム塩、カルシウム塩も含まれる。 水と混合すると粘性が出ることから、増粘剤、増粘安定剤として幅広い用途で用いられている。
化粧品や歯磨き粉への利用
[編集]大手化粧品メーカー製の商品にも幅広く使われているほか、手作り化粧品の素材として単体でも販���されている。
食品への利用
[編集]多くの食品に添加されており、食品添加物(多くの場合は増粘多糖類と表記)の扱いを受けている。
人体への毒性
[編集]人体への影響はないと考えられている(常識外の大量摂取を行えば、多糖類が持つ難消化性の性質から、下痢や軟便などの症状の発生が推測され、実際にイヌによる実験で確認されている[要出典])。
出典
[編集]- ^ “Sicherheitsdatenblatt des Herstellers Carl-Roth” (PDF). 2011年4月18日閲覧。