エール・オーストラル
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設立 | 1974年 | |||
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ハブ空港 | ローラン・ギャロス空港 | |||
航空連合 | バニラアライアンス | |||
子会社 | エワ航空 | |||
保有機材数 | 8機 | |||
就航地 | 12都市 | |||
本拠地 | フランス領レユニオン | |||
外部リンク | http://www.air-austral.com/ |
エール・オーストラル(英語:Air Austral)は、フランス領レユニオンを本拠地としている航空会社である。また、エール・オーストラルはフランス語での読み方で、英語ではエア・オーストラルである。
概要
[編集]1974年10月にRéunion Air Serviceとして創立、翌1975年3月から運航を開始し、1987年にAir Réunion、1990年に現在のAir Australと社名を変えた。東アフリカ、インド洋周辺地域に不定期便の運航を行うほか、2003年6月28日よりパリへの直行便を運航している。
機材
[編集]保有機材
[編集]2021年1月[1]現在の使用機材は以下の通り:
機種 | 保有数 | 発注数 | 定員 | 備考 | |||
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C | Y+ | Y | 合計 | ||||
エアバスA220-300 | 3 | ― | 12 | 120 | 132 | ||
ATR 72-500 | 1 | — | — | — | 62 | 64 | エアバスA220に置き換え予定 |
ボーイング 737-800 | 2 | — | — | 18 | 144 | 162 | |
ボーイング 777-300ER | 3 | — | 14 | 40 | 384 | 438 | |
ボーイング 787-8[2] | 2 | 2 | 18 | — | 244 | 262 | |
合計 | 11 | 2 |
退役機材
[編集]機種 | 合計 | 運航開始 | 運航終了 | 備考 |
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ボーイング 737-300 | 1 | 1994 | 2011 | |
ボーイング 737-300QC | 2 | 1997 | 2016 | |
ボーイング 737-500 | 1 | 1990 | 2011 | |
ボーイング 767-300ER | 1 | 2009 | 2009 | |
ボーイング 777-200ER | 4 | 2003 | 2017 | |
ボーイング 777-200LR | 1 | 2011 | 2015 | |
ボーイング 777-300ER | 2 | 2013 | 2017 |
エアバスA380の導入計画
[編集]エール・オーストラルは、エアバス社が開発した超大型機、A380-800を2機発注し、2014年に就航させることを目標としていた[3]。座席は全てエコノミークラスに統一する予定であり、これが現実となれば、総座席数は840席に達し、航空史上旅客機における最多の座席数を誇るはずであった[3][4][5]。この計画発表により、座席の多さとそもそもの機体の大きさから、「空飛ぶいわしの缶詰」とも呼ばれたという[5]。
しかし、同社は納入受け入れを再三に渡り延期していたため、この発注はキャンセルされ、史上初となる単一クラスのA380の就航も幻となった[5]。
就航地
[編集]レユニオン
[編集]フランス
[編集]アフリカ
[編集]アジア
[編集]脚注
[編集]- ^ https://www.air-austral.com/en/about-air-austral/fleet.html
- ^ Toh, Mavis (25 May 2016). “Air Austral takes first 787”. Singapore: Flightglobal 25 May 2016閲覧。
- ^ a b 『航空旅行(雑誌)エアバスA380の旅』イカロス出版、2015年、83頁 。
- ^ “エアバス新型機“イワシの缶詰”が受注失う 史上最大840人乗り航空機A380”. SankeiBiz(サンケイビズ) (2016年4月13日). 2019年10月12日閲覧。
- ^ a b c “欧州エアバス、840人乗り「空飛ぶいわしの缶詰」の受注失う”. Bloomberg.com. 2019年10月12日閲覧。
外部リンク
[編集]- Air Austral
- Air Austral (@airaustralofficiel) - Instagram