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イラストレーション・アイコン素材

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
デジタル庁 > イラストレーション・アイコン素材
イラストレーションの例
アイコンの例

イラストレーション・アイコン素材(イラストレーション・アイコンそざい)とは、デジタル庁が行政手続きの改善のために作成し、2023年6月27日に無償公開したイラストレーションアイコンの素材である[1]

行政手続きには専門用語が多く、イラストレーションやアイコンなどでわかりやすく伝える必要があったが、政府が公式に配布する専用の素材が無かったので各地方公共団体や民間サービスが独自に素材を作成しており、表現が伝え手によってバラバラになる課題を抱えていた[2]。イラストレーション・アイコン素材はこの問題を解決を狙って作成された[2]。デジタルが苦手な人にもわかりやすいように、大ぶりの曲線を用いて印象を柔らかくしたり、一つのアイコンに複数の要素を詰め込んで複雑にならないようにするなど、一目見たときに「わかりやすい」「自分でもできそう」という印象を持ってもらえるように検討を重ねて作成された[2]

手続き方法を伝えるイラストレーション素材は全74種類のPNG画像が配布されており、行政文脈のコンテンツを伝えるアイコン素材は全360種類のPNG画像とSVG画像で配布されている[1]

ライセンスは独自のイラストレーション・アイコン素材利用規約で、商用利用も含めて素材を自由に複製、公衆送信、翻訳・変形等の翻案等することができ、素材を編集・加工等して公表・利用・再配布する場合を除いてクレジットの表示が不要となっている[3][4]

脚注

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  1. ^ a b 樽井秀人 (2023年6月28日). “デジタル庁、公式のイラストとアイコン素材を無償公開 ~400種類以上、商用可/行政手続きに関する事柄をわかりやすく、親しみやすく表現”. 窓の杜. 株式会社インプレス. 2024年9月4日時点のオリジナルよりアーカイブ2024年9月4日閲覧。
  2. ^ a b c イラストレーション・アイコン素材”. www.digital.go.jp. デジタル庁. 2024年9月4日時点のオリジナルよりアーカイブ2024年9月4日閲覧。
  3. ^ デジタル庁が無料で使えるイラスト、アイコン素材を公開 商用利用も可能で「素晴らしい」「すごい量!」と反響”. ねとらぼ. アイティメディア株式会社 (2023年6月29日). 2024年9月4日時点のオリジナルよりアーカイブ2024年9月4日閲覧。
  4. ^ イラストレーション・アイコン素材利用規約”. www.digital.go.jp. デジタル庁 (2023年6月19日). 2024年9月4日時点のオリジナルよりアーカイブ2024年9月4日閲覧。

外部リンク

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