アンナ・カレーニナ (2012年の映画)
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アンナ・カレーニナ | |
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Anna Karenina | |
監督 | ジョー・ライト |
脚本 | トム・ストッパード |
���作 |
レフ・トルストイ 『アンナ・カレーニナ』 |
製作 |
ティム・ビーヴァン ポール・ウェブスター |
出演者 |
キーラ・ナイトレイ ジュード・ロウ アーロン・テイラー=ジョンソン ケリー・マクドナルド マシュー・マクファディン |
音楽 | ダリオ・マリアネッリ |
撮影 | シェイマス・マクガーヴェイ |
編集 | メラニー・オリヴァー |
製作会社 | |
配給 |
ユニバーサル・ピクチャーズ フォーカス・フィーチャーズ ギャガ |
公開 |
2012年9月7日 2012年11月9日 2013年3月29日 |
上映時間 | 130分 |
製作国 |
イギリス アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $40,600,000[1] |
興行収入 |
$68,929,150[2] 1億7400万円[3] |
『アンナ・カレーニナ』(Anna Karenina)は、2012年のイギリス・アメリカ合衆国のドラマ映画。監督はジョー・ライト、出演はキーラ・ナイトレイとジュード・ロウなど。1877年にレフ・トルストイが発表した『アンナ・カレーニナ』の映画化作品。
映画全体を舞台劇とし、場面転換の際には映像が隣のステージに移動するという独特の手法を用いている[4]。
ストーリー
[編集]→「アンナ・カレーニナ § あらすじ」を参照
キャスト
[編集]- アンナ・カレーニナ
- 演 - キーラ・ナイトレイ、日本語吹替 - 弓場沙織
- 18歳で結婚した既婚女性。幼い1人息子セルゲイ(セリョージャ)がいる。
- アレクセイ・カレーニン伯爵
- 演 - ジュード・ロウ、日本語吹替 - 村治学
- アンナの年の離れた夫。有能な大臣。
- アレクセイ・ヴロンスキー伯爵
- 演 - アーロン・テイラー=ジョンソン、日本語吹替 - 相原嵩明
- 将校。社交界で有名なプレイボーイ。
- ステパン(スティーヴァ)・オブロンスキー公爵
- 演 - マシュー・マクファディン、日本語吹替 - 横島亘
- アンナの兄。浮気者だが家族を深く愛している。
- ダーリャ(ドリー)・オブロンスカヤ公爵夫人
- 演 - ケリー・マクドナルド、日本語吹替 - 木下紗華
- スティーヴァの妻。子だくさん。アンナの親友。
- コンスタンティン(コスチャ)・リョーヴィン
- 演 - ドーナル・グリーソン、日本語吹替 - 西健亮
- 質素で堅実な農場主。スティーヴァの旧友。キティに求婚するが一度は断られる。
- エカテリーナ(キティ)・シチェルバツカヤ
- 演 - アリシア・ヴィキャンデル、日本語吹替 ‐ 清水理沙
- ドリーの妹。18歳。アレクセイ・ヴロンスキーとの結婚を期待していたがアンナに奪われてしまう。失意の後にリョーヴィンの良き妻に。
- エリザベータ(ベツィ)公爵夫人
- 演 - ルース・ウィルソン
- アンナの社交界の友人。アレクセイ・ヴロンスキーの親戚。奔放で恋多き女性。
- ヴロンスカヤ伯爵夫人
- 演 - オリヴィア・ウィリアムズ
- アレクセイ・ヴロンスキーの母。恋の噂が絶えない女性。
- リディア・イワノヴナ伯爵夫人
- 演 - エミリー・ワトソン
- 社交界の有力者で堅物。カレーニンの友人。
- アレクサンダー・ヴロンスキー伯爵
- 演 - ラファエル・ペルソナ
- アレクセイ・ヴロンスキーの兄。
- ソロキナ嬢
- 演 - カーラ・デルヴィーニュ
- 公爵令嬢。アレクセイ・ヴロンスキーの花嫁候補とされている。
製作
[編集]ジョー・ライト監督は、英国人歴史家オーランドー・ファイジズの「19世紀のサンクトペテルブルク貴族は、人生を舞台の上で演じているかのようだった」という記述に目を留め、内側から腐った当時のロシア社会の比喩として「美しいが崩れ落ちそうな劇場」のセットを基盤とした、舞台型の演出を取り入れている[5]。
ダンスの振付を担当した世界的なモダンダンス振付師シディ・ラルビ・シェルカウイは、ダンス以外の俳優の動きにも形式的な要素を加え、シーンごとに物語へのバレエ的なアプローチを行なっている[6]。
作品の評価
[編集]Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「トルストイの傑作恋愛小説をジョー・ライト監督がエネルギッシュに翻案した本作は大胆で、視覚的に様式化された作品である。良くも悪くも。」であり、192件の評論のうち高評価は63%にあたる120件で、平均点は10点満点中6.5点となっている[7]。 Metacriticによれば、41件の評論のうち、高評価は28件、賛否混在は12件、低評価は1件、平均点は100点満点中63点となっている[8]。
出典
[編集]- ^ Williams, Sally (2012年9月7日). “Anna Karenina: back from the brink” (英語). Telegrap 2014年2月16日閲覧。
- ^ “Anna Karenina” (英語). Box Office Mojo. 2020年4月8日閲覧。
- ^ 「キネマ旬報」2014年2月下旬決算特別号 211頁。
- ^ “アンナ・カレーニナ”. WOWOW. 2014年2月16日閲覧。
- ^ “PRODUCTION NOTE「人生は、まるで舞台! 大胆な舞台型演出」”. 映画『アンナ・カレーニナ』オフィシャルサイト. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月16日閲覧。
- ^ “PRODUCTION NOTE「ミュージカルをも超越した音楽と振付」”. 映画『アンナ・カレーニナ』オフィシャルサイト. 2015年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月16日閲覧。
- ^ "Anna Karenina". Rotten Tomatoes (英語). 2021年3月16日閲覧。
- ^ "Anna Karenina" (英語). Metacritic. 2020年4月8日閲覧。
関連項目
[編集]- ru:Анна Каренина (фильм, 1911)(Е. А. Сорохтина)
- ru:Анна Каренина (фильм, 1914)(fr:Maria Germanova)
- en:Anna Karenina (1915 film)(en:Betty Nansen)
- アンナ・カレニナ (1927年の映画)(グレタ・ガルボ)
- アンナ・カレニナ (1935年の映画)(グレタ・ガルボ)
- アンナ・カレニナ (1948年の映画)(ヴィヴィアン・リー)
- en:The River of Love (film)(en:Faten Hamama)
- en:Anna Karenina (1967 film)(en:Tatiana Samoilova)
- ru:Анна Каренина (фильм, 1974)(マイヤ・プリセツカヤ)
- en:Anna Karenina (1977 TV serial)(ニコラ・パジェット)
- en:Anna Karenina (1985 film)(ジャクリーン・ビセット)
- アンナ・カレーニナ (1997年の映画)(ソフィー・マルソー)
- ru:Анна Каренина (фильм, 2009)(en:Tatyana Drubich)
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト - ウェイバックマシン(2016年4月13日アーカイブ分)
- アンナ・カレーニナ - allcinema
- アンナ・カレーニナ - KINENOTE
- Anna Karenina - オールムービー
- Anna Karenina - IMDb
- Anna Karenina - TCM Movie Database
- Anna Karenina - Rotten Tomatoes