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桂川町

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けいせんまち ウィキデータを編集
桂川町
桂川町旗 桂川町章
桂川町旗 桂川町章
1971年1月1日制定
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 福岡県
嘉穂郡
市町村コード 40421-7
法人番号 5000020404217 ウィキデータを編集
面積 20.14km2
総人口 12,277[編集]
推計人口、2024年11月1日)
人口密度 610人/km2
隣接自治体 飯塚市嘉麻市
町の木 カツラ
町の花 ヒマワリ
町の花木 キンモクセイ
桂川町役場
町長 井上利一
所在地 820-0696
福岡県嘉穂郡桂川町大字土居424番地1号
北緯33度34分44秒 東経130度40分41秒 / 北緯33.57883度 東経130.67808度 / 33.57883; 130.67808座標: 北緯33度34分44秒 東経130度40分41秒 / 北緯33.57883度 東経130.67808度 / 33.57883; 130.67808
地図
役場庁舎位置

桂川町役場
外部リンク 公式ウェブサイト

桂川町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

ウィキプロジェクト
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桂川町(けいせんまち)は、福岡県の中央部に位置する嘉穂郡に属しており、筑豊地域[1](都市計画の圏域では筑豊都市圏)を構成する自治体の一つである[2]

地理

福岡県の中央部、筑豊地域の南端部に位置する町。福岡市から東へ約25km、北九州市から南西へ約55km、筑豊の中心都市である飯塚市から南西へ約7kmの場所にある。

  • 河川: 穂波川、泉河内川

隣接している自治体

地名

  • 大字内山田
  • 大字九郎丸
  • 大字寿命
  • 大字瀬戸
  • 大字中屋
  • 大字土居
  • 大字土師
  • 大字豆田
  • 大字吉隈

歴史

���代

土居の宝塚遺跡からは、紀元前10世紀から紀元前4世紀のものと見られる石器が見つかっており、その頃から人類がいたとみられている。6世紀には、国の特別史跡である王塚古墳をはじめ、いくつかの前方後円墳が作られた。装飾古墳だけでも60基以上発見されており、これは全国の装飾古墳の約1割にあたる[3]。そのほかにも、影塚、二塚などの遺跡からは、有刻銅釧などの筑豊地方と朝鮮半島との交流を示唆する資料が発掘されている。その後、1024年からは安楽寺(現太宰府天満宮)により荘園(土師庄)として所有されていた。

中近世

鎌倉時代以降、城尾城(土師)、茶臼山城(寿命)などの城が建てられたが、江戸時代までに全て破却された。江戸時代初期には、長崎街道が整備され、九州各地から小倉方面への街道としてにぎわった。また、江戸時代中期には石炭の採掘も行われるようになった。

近現代

  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、穂波郡瀬戸村、寿命村、中屋村、豆田村、九郎丸村、土居村、吉隈村、土師村及び内山田村の区域をもって、穂波郡桂川村が発足する。
  • 1896年(明治29年)4月1日 - 郡制の施行により、嘉麻郡及び穂波郡の区域をもって、嘉穂郡が発足することにより、桂川村は、嘉穂郡の所属となる。
  • 1936年昭和11年)1月25日 - 麻生吉隈炭鉱でガス爆発事故が発生。29人が死亡[4]
  • 1940年(昭和15年)4月17日 - 町制施行して、桂川町となる。
  • 1952年(昭和27年) - 王塚古墳が国の特別史跡に指定される。
  • 1972年(昭和47年) - 町内最後の炭坑が閉山。

歴代町長

氏名 就任年月日 退任年月日
諌山茂太 1939年11月2日 1942年7月2日
2 穂坂茂吉 1942年7月31日 1943年11月27日
3 山辺俊太郎 1943年12月28日 1945年10月8日
4 吉田繁 1946年2月5日 1955年4月30日
5 瓜生真夫 1955年5月1日 1963年4月30日
6 八児勝 1963年5月1日 1975年4月30日
7 秋吉博 1975年5月1日 1979年4月30日
8 田崎保 1979年5月1日 1984年9月29日
9 穂坂周一郎 1984年11月11日 1990年2月20日
10 岩見智波 1990年4月8日 2002年4月7日
11 谷口裕教 2002年4月8日 2004年12月10日
12 前田説生 2005年1月17日 2006年10月13日
13 井上利一 2006年11月19日 現職

行政

町長

  • 井上利一(5期目)
  • 任期:2026年11月18日

町議会

  • 定数:10人
  • 任期:2026年11月18日

消防

警察

地域

人口

桂川町と全国の年齢別人口分布(2005年) 桂川町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 桂川町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
桂川町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 11,912人
1975年(昭和50年) 11,769人
1980年(昭和55年) 12,780人
1985年(昭和60年) 13,741人
1990年(平成2年) 14,182人
1995年(平成7年) 14,667人
2000年(平成12年) 14,760人
2005年(平成17年) 14,535人
2010年(平成22年) 13,863人
2015年(平成27年) 13,496人
2020年(令和2年) 12,878人
総務省統計局 国勢調査より

教育

小学校

中学校

高等学校

経済

産業

他の筑豊の市町村と同様、かつては炭鉱が町の経済を支えていたが現在ではすべて閉山しており、跡地を工業団地として再利用することで再生を図っている。

伝統工芸品

町中央部で製造される陶磁器土師焼」がある。

交通

空港

福岡空港もしくは北九州空港が最寄り。

鉄道路線

桂川駅
九州旅客鉄道(JR九州)

かつて町内を上山田線が通っていたが、駅は設置されていなかった。

バス路線

  • 西鉄バス筑豊 - 桂川町を経由して飯塚市(中心部および旧穂波町域)と嘉麻市(旧碓井町嘉穂町域)を結ぶバス路線を運行する。
    • 27:飯塚バスターミナル - 忠隈 - 天道駅 - 新茶屋 - 桂川駅 - 嘉穂総合高校(一部の便) - 桂川役場 - 碓井支所 - 嘉麻市総合バスステーション - 西鉄大隈
  • 嘉麻市バス - 桂川駅と嘉麻市の旧山田市域、旧稲築町域を結ぶ便が設定されている。嘉麻市のコミュニティバスだが桂川町内のみの利用も可能。
    • 稲築桂川線:桂川駅 - 嘉穂総合高校(一部の便) - 吉隈保育所 - 稲築病院 - 岩崎 - 鴨生団地 - 下鴨生駅
    • 熊ヶ畑桂川線:桂川駅 - 嘉穂総合高校(一部の便) - 吉隈 - 碓井支所 - 嘉麻市総合バスステーション - 生涯学習館(山田支所) - 熊ヶ畑・坂谷
  • 飯塚市コミュニティバス - 飯塚市のコミュニティバスで、桂川町内では桂川駅のみ停車する。飯塚市役所および飯塚市中心部、旧穂波町域、旧筑穂町域を結ぶ。
    • 筑穂・飯塚線:飯塚市役所 - イオン穂波店 - 桂川駅 - 筑穂支所 ※桂川駅 - 筑穂支所間は2種類のルートがある
  • 桂川町福祉バス - 町が運行する福祉バス。無料で誰でも乗車可能。町内各地を運行する福祉バス「ひまわり号」が4路線、町内の病院や店舗を巡回する買物・通院バス「いきいき号」が1路線運行されている。

道路

町内に高速道路は通っていない。最寄りインターチェンジは九州自動車道八幡インターチェンジ福岡インターチェンジ、および大分自動車道筑後小郡インターチェンジ

一般国道

県道

観光

史跡

博物館

  • 王塚装飾古墳館

祭事・催事

  • 8月
    • 夏まつり桂川
    • 地蔵祭り(土居)
  • 9月
    • 土師の獅子舞(県指定無形民俗文化財)
    • ひまわりフェスタ
  • 10月
    • 古代の謎フェスティバル
  • 11月 文化祭・商工まつり桂川
  • 1月 とへとへ

出身有名人

脚注

  1. ^ 福岡県ってどんなところ?”. 福岡県 ふくおかよかとこ移住相談センター. 2024年11月29日閲覧。
  2. ^ 都市計画区域の整備、開発及び保全の方針(都市計画区域マスタープラン)について”. 福岡県. 2024年11月29日閲覧。
  3. ^ https://www.town.keisen.fukuoka.jp/ouzuka/contents/event/kyougi.html
  4. ^ 麻生吉隈炭坑で坑内火災、四十四人が遭難『九州日報』昭和11年1月27日(『昭和ニュース事典第5巻 昭和10年-昭和11年』本編p655 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)

外部リンク