赤田昌人
赤田 昌人(あかだ まさと、1961年[1]5月21日 - )は、かつてジャパンアクションクラブ(JAC)に所属していた元アクション俳優である。JAC第13期生[2]。
人物
編集水泳のジャンプ競技の選手だったこともあり、高所からの落下などを得意としていた。小柄な体格からか、スーツアクターとしてはヒロインを担当することも多かった。
『電撃戦隊チェンジマン』から『光戦隊マスクマン』までの3作品でともにヒロイン役を務めた蜂須賀祐一は、赤田は後輩ながらスタントやアクションに秀でており、ともに切磋琢磨していたと述べている[2]。
しかし1992年ごろ、北海道の撮影所で撮影中に事故により脊髄を損傷[3]。首から下が麻痺してしまい引退を余儀なくされた。現在も闘病生活を続けているという。
主な作品
編集テレビドラマ
編集- 妻の知らない夫の顔(1986年)
特撮
編集- 星雲仮面マシンマン(1984年)
- スーパー戦隊シリーズ
- 科学戦隊ダイナマン(1983年 - 1984年)
- 超電子バイオマン(1984年 - 1985年) - 阪本良介吹き替え、マグネ戦士[4]
- 電撃戦隊チェンジマン(1985年 - 1986年) - チェンジマーメイド[2]
- 超新星フラッシュマン(1986年 - 1987年) - イエローフラッシュ[5]
- 光戦隊マスクマン(1987年 - 1988年) - イエローマスク[2]
- 超獣戦隊ライブマン(1988年 - 1989年) - イエローライオン[6]
- 高速戦隊ターボレンジャー(1989年 - 1990年) - イエローターボ[7]
- 鳥人戦隊ジェットマン(1991年 - 1992年) - ホワイトスワン(後期)
- メタルヒーローシリーズ
- 宇宙刑事シャリバン(1983年 - 1984年)
- 特捜エクシードラフト(1992年) - ドラフトレッダー[8]、影丸茂樹吹き替え
映画
編集- コータローまかりとおる!(1984年)
- スーパー戦隊シリーズ
- 劇場版 電撃戦隊チェンジマン(1985年) - チェンジマーメイド[要出典]
- 劇場版 電撃戦隊チェンジマン シャトルベース!危機一髪!(1985年) - チェンジマーメイド[要出典]
- 劇場版 超新星フラッシュマン(1986年) - イエローフラッシュ[要出典]
- 劇場版 超新星フラッシュマン 大逆転! タイタンボーイ(1987年) - イエローフラッシュ[要出典]
- 劇場版 光戦隊マスクマン(1987年) - イエローマスク[要出典]
- 劇場版 高速戦隊ターボレンジャー(1989年) - イエローターボ[要出典]
舞台
編集- スターライト・エクスプレス(1990年)
脚注
編集- ^ 『総登場!クンフースター大百科』(ケイブンシャ・1983年)[要ページ番号]
- ^ a b c d 「スーパー戦隊制作の裏舞台 蜂須賀祐一」『スーパー戦隊 Official Mook 20世紀』《1989 高速戦隊ターボレンジャー》講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2019年6月10日、32頁。ISBN 978-4-06-513715-4。
- ^ 素晴らしい人に出会えました。(松田陽子公式ブログ内)
- ^ ゴーグルV・ダイナマン・バイオマン大全 2004, p. 212.
- ^ 「365DAYS OF FLASHMAN」『パーフェクトマニュアル(4)超新星フラッシュマン』徳間書店、1987年4月1日、149-152頁。
- ^ 角川書店『Newtype THE LIVE 特撮ニュータイプ』2011年10月号 51ページ。
- ^ 20th1989 2019, pp. 14–15, 「日野俊介/イエローターボ」.
- ^ 超全集 1993, p. 63.
参考文献
編集- 『特捜エクシードラフト超全集』小学館〈てれびくんデラックス 愛蔵版〉、1993年1月10日。ISBN 978-4091014344。
- 安藤幹夫 編 編『ゴーグルV・ダイナマン・バイオマン大全』双葉社〈東映スーパー戦隊大全2〉、2004年7月30日。ISBN 4-575-29688-0。
- 『スーパー戦隊 Official Mook 20世紀』《1989 高速戦隊ターボレンジャー》講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2019年6月10日、4頁。ISBN 978-4-06-513715-4。