現川駅
長崎県長崎市現川町にある九州旅客鉄道の駅
現川駅(うつつがわえき)は、長崎県長崎市現川町にある、九州旅客鉄道(JR九州)長崎本線の駅である[1]。
現川駅 | |
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駅入口(2019年3月) | |
うつつがわ Utsutsugawa | |
◄肥前古賀 (2.5 km) (8.9 km) 浦上*► | |
所在地 | 長崎県長崎市現川町1947 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■長崎本線 |
キロ程 | 114.8 km(鳥栖起点) |
電報略号 | ウツ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
654人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1972年(昭和47年)10月2日[2] |
備考 | 無人駅[1](自動券売機 有) |
* この間に肥前三川信号場有り(当駅から3.7km先)。 |
歴史
編集駅構造
編集相対式ホーム2面2線と、中央に通過線1線を有する地上駅[1]。2つのホームを結ぶ跨線橋がある。多くの列車が行違いと通過待ちを同時に行うため、3分程停車または運転停車をする。
無人駅で、各ホームにそれぞれ待合所がある。1番のりばの待合所には自動券売機がある。かつてはホームから少し離れた場所に切符売り場だけの小さな駅舎が有ったが、近年その役割を1番のりばの待合所に譲った[1]。やや離れたところにトイレがある。
ICカード「SUGOCA」の利用が可能であり、簡易改札機が設置されている。なお、SUGOCAの発売・チャージは出来ない。
のりば
編集のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■長崎本線 | 上り | 諫早・江北・佐賀・鳥栖方面 |
2 | 下り | 長崎方面 |
(出典:JR九州 駅情報一覧)
利用状況
編集- 2020年度の1日平均乗車人員は659人である[5]。
乗車人員推移[6] | ||
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年度 | 1日平均人数 | 1日乗降人数 |
2000 | 289 | |
2001 | 343 | |
2002 | 391 | |
2003 | 414 | |
2004 | 417 | |
2005 | 456 | |
2006 | 493 | |
2007 | 510 | 1,021 |
2008 | 564 | 1,125 |
2009 | 589 | 1,175[7] |
2010 | 638 | 1,276[7] |
2011 | 669 | 1,336[7] |
2012 | 677 | 1,351[7] |
2013 | 677 | 1,348[7] |
2014 | 614[8] | 1,233 |
2015 | 619[8] | 1,238 |
2016 | 617 | 1,230 |
2017 | 635 | |
2018 | 669 | 1,333[9] |
2019 | 719 | |
2020 | 659 |
山間部にある小さな無人駅ではあるが、長崎市東長崎地区への玄関口としてバスが多数発着しており、利用客は増加傾向にある。
駅周辺
編集周りはのどかな農村地帯。
- うつつ川森の分校(閉校した長崎市立高城台小学校現川分校を利用した地域施設)
- 長崎バイパス
- 帆揚岳
バス路線
編集- 長崎県営バス、長崎市コミュニティバス東部線 現川駅前バス停が最寄りとなる。
- 現川駅前 - 矢上・長崎市街方面
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 27号 長崎駅・佐世保駅・大村駅ほか75駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年2月17日、24頁。
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、716頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「通報 ●長崎本線喜々津・浦上間の開業について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1972年9月22日、3面。
- ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2012年12月4日)
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年9月7日閲覧。
- ^ 長崎県統計年鑑 、2020年9月5日閲覧
- ^ a b c d e 平成26年版長崎市統計年鑑 、2020年9月5日閲覧
- ^ a b 令和元年版長崎市統計年鑑 、2020年9月5日閲覧
- ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2020年9月5日閲覧
関連項目
編集外部リンク
編集- 現川駅(駅情報) - 九州旅客鉄道