物井駅
千葉県四街道市物井にある東日本旅客鉄道の駅
物井駅(ものいえき)は、千葉県四街道市物井にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)総武本線の駅である。佐倉駅から成田線に乗入れる列車も停車する。駅番号はJO 32[報道 1]。
物井駅 | |
---|---|
西口(2021年6月) | |
ものい Monoi | |
◄JO 31 四街道 (4.2 km) (4.2 km) 佐倉 JO 33► | |
所在地 | 千葉県四街道市物井428 |
駅番号 | JO32[報道 1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 |
■総武本線 (■成田線直通含む) |
キロ程 | 51.1 km(東京起点) |
電報略号 | モイ←モヰ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
[JR 1]3,953人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1937年(昭和12年)4月5日[1] |
備考 | 業務委託駅 |
歴史
編集- 1911年(明治44年)3月4日:鉄道院の物井信号所として開設[2]。
- 1922年(大正11年)4月1日:物井信号場に改称[1]。
- 1937年(昭和12年)4月5日:物井駅に昇格[1]。旅客のみ取扱[1]。
- 1944年(昭和19年):駅舎改築[新聞 1]。
- 1952年(昭和27年)3月10日:小荷物扱い開始(但し配達取次はしない)[3]。
- 1972年(昭和47年)6月1日:手荷物及び小荷物扱いを廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[2]。
- 1995年(平成7年)10月21日:自動改札機を設置し、供用開始[4]。
- 1997年(平成9年)1月17日:橋上駅舎化工事に着手[新聞 2]。
- 1998年(平成10年)4月12日:橋上駅舎完成[新聞 3]。業務委託解除により直営化。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[報道 2]。
- 2004年(平成16年)10月16日:ホームが15両編成対応に延伸され、この日行われたダイヤ改正により快速列車停車駅となる[報道 3]。
- 2007年(平成19年)4月1日:再度業務委託駅化[5]。
- 2014年(平成26年)3月31日:この日限りでみどりの窓口が営業終了。
駅構造
編集相対式ホーム2面2線を有する地上駅。先代駅舎は1944年(昭和19年)に建設された木造平屋建てであり[新聞 1]、今後の利用者増加に対応するため[新聞 1]、1998年(平成10年)に四街道駅同様、橋上駅舎に建て替えられた。駅舎内はバリアフリーに対応しており、エレベーターが設置されている。出口は1番線側が西口、2番線側が東口となっている。トイレは改札内に無く、改札を出たところに設置されており、多機能トイレを併設した男女別の水洗式である。
千葉統括センター(四街道駅)管理の業務委託駅で、JR東日本ステーションサービスが受託しており、自動改札機・多機能券売機が設置されている [6]。
-
改札外コンコース(2021年6月)
-
改札口(2021年5月)
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■ 総武本線 | 下り | 佐倉・成田・銚子方面 |
■ 成田線 | |||
2 | ■ 総武本線 (■ 成田線含む) |
上り | 千葉・東京方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 現地の案内では、エレベーター付近を除いて成田線のラインカラーである緑(■)を使用せず、総武本線のラインカラーである黄色(■)のみで案内されている。
-
1番線ホーム(2023年12月)
-
1番線駅名標(2023年12月)
-
2番線ホーム(2023年12月)
-
2番線駅名標(2023年12月)
利用状況
編集2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員は3,953人である[JR 1]。
JR東日本および千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)2,113 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)2,527 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)2,828 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)3,131 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)3,358 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)3,334 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)3,363 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)3,295 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 3,322 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 3,486 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 2]3,522 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 3]3,525 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 4]3,557 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 5]3,482 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 6]3,634 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 7]4,173 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 8]4,411 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 9]4,531 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 10]4,592 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 11]4,108 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 12]4,038 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 13]3,968 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 14]3,950 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 15]4,023 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 16]3,864 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 17]3,844 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 18]3,818 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 19]3,866 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 20]4,041 | [* 29] |
2019年(令和元年) | [JR 21]4,163 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)[JR 22]3,118 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 23]3,344 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 24]3,687 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 1]3,953 |
駅周辺
編集西口、東口共にロータリーが整備されている。西口はもねの里、千代田を中心に住宅地が広がる。近隣には東関東自動車道の四街道インターチェンジがある。東口は田園地帯となっている。田園地帯先の鹿島川を境に佐倉市となり、住宅街(さくら学園ニュータウン)が広がっている。
- 千葉県道64号千葉臼井印西線
- 千葉県道136号佐倉停車場千代田線
- 佐倉工業団地
- 佐倉市立佐倉南図書館
- 四街道千代田郵便局
- 佐倉山王郵便局
- 四街道市立千代田中学校
- 四街道市立南小学校
- 佐倉市立山王小学校
- 第2コスモス幼稚園
- さくら敬愛保育園
- 京葉銀行佐倉支店佐倉山王出張所
- もねの里モール
- 三徳四街道店
- ケーズデンキ四街道店
- ビッグ・エー四街道千代田店
- ホームプラザナフコ四街道店
- ケーズデンキ四街道店
- コメリパワー四街道店
バス路線
編集- 物井駅西口(千葉内陸バス)
- M01:バードヒル池花
- M02:亀崎 ※平日1本のみ
- M10:ケアプラザ前 ※平日1本のみ
- 物井駅東口(ちばグリーンバス)
- 京成佐倉駅
- 佐倉市コミュニティバス:西御門・和田ふるさと館・和田循環
隣の駅
編集脚注
編集出典
編集- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、607頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月17日、17-19頁。
- ^ 「日本国有鉄道公示第69号」『官報』1952年3月5日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '96年版』ジェー・アール・アール、1996年7月1日、182頁。ISBN 4-88283-117-1。
- ^ 「日刊動労千葉」2006年10月23日
- ^ “多機能券売機のある駅”. JR東日本. 2024年5月8日閲覧。
報道発表資料
編集- ^ a b 『千葉~成田空港駅間へ「駅ナンバリング」を導入します 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を見据え、よりわかりやすくご利用いただける駅を目指します』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道千葉支社、2018年1月26日。オリジナルの2020年12月14日時点におけるアーカイブ 。2020年12月14日閲覧。
- ^ “Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月24日閲覧。
- ^ 『2004年10月ダイヤ改正について > 物井駅に快速電車が停車します。』(プレスリリース)東日本旅客鉄道千葉支社、2004年7月23日。オリジナルの2004年12月5日時点におけるアーカイブ 。2020年6月12日閲覧。
新聞記事
編集利用状況に関する資料
編集- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2023年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員��2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2022年度) - JR東日本
- 千葉県統計年鑑
- ^ 千葉県統計年鑑(平成3年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成4年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成5年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成6年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成7年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成8年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成9年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成10年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成11年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成30年)
- ^ 千葉県統計年鑑(令和元年)
- ^ 千葉県統計年鑑(令和2年)
関連項目
編集外部リンク
編集- 駅の情報(物井駅):JR東日本