コメリ
日本の新潟県新潟市にあるホームセンターを運営する企業
株式会社コメリ(KOMERI Co., Ltd.)は、新潟県新潟市南区に本社を置き、ホームセンターのチェーン店を中心に経営する日本の企業。
本社 | |
種類 | 株式会社 |
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機関設計 | 監査等委員会設置会社[2] |
市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒950-1492[1] 新潟市南区清水4501-1 北緯37度42分24.1秒 東経138度59分54.3秒 / 北緯37.706694度 東経138.998417度座標: 北緯37度42分24.1秒 東経138度59分54.3秒 / 北緯37.706694度 東経138.998417度 |
設立 |
1962年(昭和37年)7月2日 (株式会社米利商店)[1] |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 9110001002050 |
事業内容 | ホームセンターなどの全国展開 |
代表者 | 捧雄一郎(代表取締役社長) |
資本金 | 188億200万円 |
発行済株式総数 | 5,440万9,168株 |
売上高 |
連結:3,857億00百万円 (2021年3月期) |
営業利益 |
連結:303億26百万円 (2021年3月期) |
経常利益 |
連結:303億69百万円 (2021年3月期) |
純利益 |
連結:204億02百万円 (2021年3月期) |
純資産 |
連結:2,005億61百万円 (2021年3月期) |
総資産 |
連結:3,481億59百万円 (2021年3月期) |
従業員数 |
連結:10,890名 (2021年3月31日) |
決算期 | 3月31日 |
会計監査人 | 有限責任監査法人トーマツ |
主要株主 |
株式会社米利 27.1% 日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口) 5.5% 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 3.6% 捧雄一郎 3.5% 日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口9) 3.0% みずほ信託銀行 退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者 資産管理サービス信託銀行 2.9% 第四銀行(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行)2.6% 有限会社ささげ 2.5% GOVERNMEMT OF NORWAY (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) 2.5% 公益財団法人雪梁舎美術館 2.3% (2019年3月31日現在) |
関係する人物 | 捧賢一(名誉会長ファウンダー) |
外部リンク | https://www.komeri.bit.or.jp/ |
沿革
編集- 1952年(昭和27年) - 新潟県三条市に、捧賢一が家業を受け継ぎ「米利商店」を米穀商として創業。「米利」の商号は米屋の「米」と捧家の家名である利右衛門の「利」に由来[3]。
- 1962年 (昭和37年)7月2日 - 資本金300万円で「株式会社米利商店」を設立し、株式会社となる[1]。
- 1967年 (昭和42年)7月 - プロパンガス販売の「分水プロパン株式会社」を設立[1]。
- 1973年 (昭和48年)1月 - 商号を「株式会社米利」に変更[1]。
- 1974年 (昭和49年)2月 - 陸上運送事業の「北星産業株式会社」を設立[1]。
- 1977年 (昭和52年)4月 - ホームセンター業界に参入[1]。1号店を三条市に開店(現・ハード&グリーン三条金物資材館)。
- 1983年 (昭和58年) - 「ハードアンドグリーン」1号店を新潟県新発田市に開店。
- 1984年 (昭和59年) - 三条店をホームセンターを核とした「ショッピングセンター(SC)」業態の「パルス」に変更(後に「パルス」のままホームセンター部分を「パワー」業態に再転換したが、2023年現在は「ハード&グリーン」にさらに転換されている)。
- 1985年 (昭和60年)
- 1986年 (昭和61年)
- 1987年 (昭和62年)10月 - 新潟証券取引所に上場[1]。
- 1994年(平成6年)9月 - 東京証券取引所市場第二部に上場[1]。
- 1996年(平成8年)- 中国遼寧省大連市に進出。事業本部を本社から白根市の流通管理センター隣接地内に移転。
- 1997年(平成9年)9月 - 東京証券取引所市場第一部指定[1]。
- 2000年 (平成12年)3月 - 新潟証券取引所の上場を廃止[1]。
- 2002年(平成14年)- 株式会社キッコリーの全株式を大阪ガスから譲り受ける。
- 2005年(平成17年)9月 - NPO法人 コメリ災害対策センター設立。
- 2006年(平成18年)
- 2007年(平成19年)1月16日 - 福岡県大牟田市に、自社の物流センター「コメリ九州物流センター」を開設。また、同日に長崎県雲仙市に九州1号店となる、「ハード&グリーン愛野店」を開店。
- 2009年(平成21年)
- 4月1日 - 子会社のヤマキを吸収合併。
- 10月1日 - 子会社のアテーナを吸収合併。
- 2010年(平成22年)7月23日 - ハード&グリーン古志店(島根県出雲市)の開店で総店舗数が全国1,000店となる。
- 2025年(令和7年)- 和歌山県橋本市に大型物流拠点を新設する予定[4]。
店舗
編集営業中の店舗に関してはコメリドットコムの店舗を参照。
店舗形態
編集2019年4月にブランドの再編が行われ、それまで展開されていた「パワー」「ホームセンター」「ハード&グリーン」「アテーナ」「PRO」の5つの形態のうち「ホームセンター」と「ハード&グリーン」が統合された[5]。
ハードアンドグリーン(H&G)
- 同社の主力店舗形態。元々は小型店舗のブランドであったが、中型店舗「ホームセンター」の統合により、広く中・小型店舗を包括するブランドとなった。
- もともとH&Gであった店舗は、DIY用品と農業用品に特化された、一般的なホームセンターの3分の1程度の売り場面積の小型店舗が多い。
- 同社は新潟県三条市を出自とするが、三条市は包丁や工具などの金属加工業が盛んである。この形態の店舗では、それらの工場から直接仕入れる[要出典]くわ・すき・はさみなどの金物と、農業で必要な資材・肥料や農機具などを中心に扱う。農業協同組合の商品販売部門と競合するかたちであるが、農協が業務用の卸売型の商売であるのに対し、H&Gの小型店舗は少量販売や小型農業機械などを扱う小売という違いがある。そのため、小型店舗は都市住民相手の「郊外型」というより、農業従事者相手の「農村型」の性格を持つ。
- 一方、もともとホームセンターであった中型店舗は、旗艦店として広域商圏の中心地に出店するものが多く、郊外型の要素も持つ。大型スーパーなどと同一の駐車場を持つショッピングセンターの形態をとるものもある。近年は資材館を併設する店舗が増え、農業や建築・土木業者へ対応を広げている。
パワー
アテーナ
- インテリア用品の専門店である[5]。
PRO
- 資材・建材・工具・金物の専門店である[5]。
主なグループ会社
編集- 北星産業株式会社 - コメリの物流管理を行う、コメリ物流センターを運営。
- 株式会社ムービータイム - 書籍・雑誌販売、CD・ビデオ・DVDの販売・レンタルを行う「コメリ書房」を運営。
- 株式会社ライフコメリ - LPG、灯油の販売。
- 株式会社コメリキャピタル(旧・株式会社アクア) - 「コメリカード」の発行等業務。
- 株式会社ビット・エイ - システムインテグレーター。コメリの企業サイトのドメイン名「bit.or.jp」は同社のもの。
- 合併した会社(合併年)
- その他
テレビ番組
編集- 日経スペシャル ガイアの夜明け 巨大店の野望 〜ホームセンターが流通を変える〜(2003年9月9日、テレビ東京)[6]
- 日経スペシャル カンブリア宮殿 快適&便利の殿堂!ホームセンターSP 〜魅惑の店と驚き商品作りの舞台裏〜(2018年12月20日、テレビ東京)[7]
その他
編集脚注
編集出典
編集- ^ a b c d e f g h i j k l m n 流通会社年鑑 2003年版, 日本経済新聞社, (2002-12-20), pp. 1376
- ^ コーポレートガバナンス - 株式会社コメリ
- ^ 星野知子 (2010). “おかげさまで10周年 コメリのインターネット・リフォーム事業”. NETT : North East Think Tank : 北海道東北地域経済総合研究所機関誌 69: 16-18.
- ^ “コメリが和歌山・橋本に物流拠点 2025年新設 進出協定結ぶ:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2022年11月1日). 2022年11月2日閲覧。
- ^ a b c “コメリ/ホームセンターを「ハード&グリーン」に統合、4ブランド制へ”. 流通ニュース. (2019年4月2日)
- ^ 巨大店の野望 〜ホームセンターが流通を変える〜 - テレビ東京 2003年9月9日
- ^ 快適&便利の殿堂!ホームセンターSP 〜魅惑の店と驚き商品作りの舞台裏〜 - テレビ東京 2018年12月20日
- ^ “「コメリ」の正しいアクセントは?”. 上越タウンジャーナル. (2010年7月9日)
関連項目
編集- アークランズ - 同じく三条市発祥のホームセンター「ムサシ」を展開する企業。
- ひらせいホームセンター - 同じく新潟県の企業で「ひらせいホームセンター」を展開する企業。
外部リンク
編集- コメリドットコム
- コメリ公式アカウント (@KomeriOfficial) - X(旧Twitter)
- コメリ公式アカウント (@komeri_jp) - Instagram
- コメリ菜園&ガーデン倶楽部 (saiengardenclub) - Facebook
- コメリ公式チャンネル - YouTubeチャンネル
- 株式会社ビット・エイ
- 雪梁舎美術館
- パワー
- コメリハード&グリーン