フィアット G.46
フィアット G.46
- 用途:練習機
- 設計者:ジュゼッペ・ガブリエッリ
- 製造者:フィアット
- 運用者:イタリア空軍
- 初飛行:1946年
- 生産数:約220機
設計と開発
編集G.46は内側に引き込まれる尾輪式降着装置をもつ低翼単葉機で、訓練生と操縦教官は長いキャノピーの中でタンデムに配置される。
テストでは素晴らしい操縦特性と曲芸飛行の適用性を発揮し、量産への発注がなされた。
イタリア空軍からの150機の発注とは別に70機がオーストリア、アルゼンチン、シリアへ輸出された。
派生型
編集- G.46B - 試作機
- G.46-1B - アルファ・ロメオ 115bis エンジンを搭載した複座型
- G.46-2B - デ・ハビランド ジプシー・クイーン エンジンを搭載した複座型
- G.46-3B - アルファ・ロメオ 115ter エンジンを搭載した複座型
- G.46-4B - アルファ・ロメオ 115ter エンジンを搭載した複座型
- G.46-5B - 航法訓練用の複座型(試作のみ)
- G.46-3A - アルファ・ロメオ 115ter エンジンを搭載した単座型
- G.46-4A - アルファ・ロメオ 115ter エンジンを搭載した単座型
運用
編集要目
編集(G.46-4B) Jane's All The World's Aircraft 1953–54[1]
- 乗員:2名
- 全長:8.48 m (27 ft 10 in)
- 全幅:10.40 m (34 ft 11⁄4 in)
- 全高:2.40 m (7 ft 10 in)
- 翼面積:16 m2 (173 ft2)
- 空虚重量:1,110 kg (2,442 lb)
- 全備重量:1,410 kg (3,102 lb)
- エンジン:1 × アルファ・ロメオ 115-1ter 空冷6気筒、168 kW (225 hp)
- 最大速度:311 km/h (194 mph)
- 巡航速度:263 km/h (164 mph)
- 巡航高度:5,300 m (17,400 ft)
- 航続距離:900 km (560 miles)
- 上昇率:5.8 m/s (1,150 ft/min)
脚注
編集- ^ Bridgman 1953, p. 161.
出典
編集- Bridgman, Leonard (1953). Jane's All The World's Aircraft 1953–54. London: Jane's All The World's Aircraft Publishing Company
- Taylor, Michael J. H. (1989). Jane's Encyclopedia of Aviation. London: Studio Editions. p. 389
- “File 894 Sheet 22”. World Aircraft Information Files. London: Bright Star Publishing
外部リンク
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