カンナ 鎌倉の血陣
『カンナ 鎌倉の血陣』(カンナ かまくらのけつじん)は、高田崇史による日本の推理小説。カンナシリーズの第6作である。
カンナ 鎌倉の血陣 | ||
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著者 | 高田崇史 | |
発行日 | 2010年6月7日 | |
発行元 | 講談社 | |
ジャンル | 推理小説 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 | ノベルス | |
前作 | カンナ 戸隠の殺皆 | |
次作 | カンナ 天満の葬列 | |
コード | ISBN 978-4-06-182721-9 | |
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出版履歴
編集あらすじ
編集甲斐は婚約者の聡美と共に、鎌倉で催される茶会に招かれる。同じ茶会に参加することになった貴湖、竜之介もほうろくを連れて鎌倉を訪れるが、そこで殺人事件が相次いで発生する。
登場人物
編集主要登場人物
編集- 鴨志田 甲斐 (かもしだ かい)
- 主人公。聡美と共に茶会に参加するため鎌倉に向かう。
- 中村 貴湖 (なかむら たかこ)
- ヒロイン。薄茶席を担当する晴美の知人であったため、茶会に招待される。
- 柏木 竜之介 (かしわぎ りゅうのすけ)
- 甲斐の友人。貴湖に同伴して鎌倉に入る。
- 海棠 聡美(かいどう さとみ)
- 甲斐の婚約者で、彼を茶会に誘う。
→「カンナシリーズ § シリーズ登場人物」も参照
茶会の関係者
編集- 加賀美 朝雄(かがみ あさお)
- 鎌倉で茶道を教えている。茶名は宗朝(そうちょう)。女好きで、智美にも言い寄っている。茶会が始まる直前に、何者かに胸を刃物で刺されて死亡しているのが発見される。
- 加賀美 琴乃(かがみ ことの)
- 宗朝の妻。朝雄の教室の規模を拡大するために尽力している。
- 加賀美 範夫(かがみ のりお)
- 20歳になる宗朝の息子。宗朝の死亡が確認された茶会が中止になった後、毒の入った抹茶を飲んで死亡する。
- 泰代(やすよ)
- 琴乃の母。修善寺に住んでいるが、茶会のために鎌倉にやって来ている。
- 村上 涼子(むらかみ りょうこ)
- 20代半ばの女性で、宗朝の教え子。立礼席を担当する予定だった。
- 鈴木 徳子(すずき とくこ)
- 薄茶席を担当する予定だった。
- 中島 晴美(なかじま はるみ)
- 薄茶席を担当する予定で、貴湖の知人ということで彼女を茶会に招待する。QEDシリーズの『九段坂の春』にも登場する。
- 棚旗 奈々(たなはた なな)
- QEDシリーズのヒロイン。高校時代からの晴美の友人であり、その縁で茶会に招待された。
神奈川県警
編集- 森下(もりした)
- 捜査一課の刑事。最近大学生の息子が自分探しと称して大学を中退したため、大学を休学している貴湖に対して辛く当たってしまう。