雁木造(がんぎづくり)または雁木(がんぎ)は、新潟県など本州日本海側地域の町場において、積雪下においても通行機能を確保するために町家の庇などを長く張り出して下を通路としたもの。アーケードや騎楼に類似している。雁木を備えた通りは雁木通り(がんぎどおり)と呼ばれる。秋田県や青森県津軽地方では小見世(こみせ)、山形県置賜地方では小間屋(こまや)、鳥取県若桜町では仮屋(かりや)と呼ばれるなど地域によって呼称は様々である。