隻眼(せきがん)もしくは独眼(どくがん)は、片側の目そのものや視力を失った身体障害の状態をいう。 病気(腫瘍など)の内因の他、事故や戦闘中の負傷など外因、奇形による先天的な要因の場合もある。外因により視力を失った際、多くは反対側の眼にも失明を及ぼすため、片目を喪失した者のうちで隻眼となるのは多数ではない。目が失われたために義眼を入れたり、眼帯などで隠し、自らの威厳の誇示を兼ねることがある。「隻」とは「対になっている物の片方」を数えるときに用いる助数詞である。