『選ばれし乙女』(えらばれしおとめ、仏: La Damoiselle élue)作品L62は、クロード・ドビュッシーによってソプラノ、アルトの独唱と女声合唱および管弦楽のために作曲されたカンタータで、ポエム・リリック(音楽付の詩)と銘打たれている。『選ばれた乙女』とも訳される。イギリスのラファエル前派の画家ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティの絵画『』(The Blessed Damozel)から着想を得て作曲された。詩人でもあるロセッティは、絵画のテーマの基になった詩を自ら作っており、それをがフランス語に翻訳したものがテキストに使われている。