船舶電話(せんぱくでんわ)とは、船舶に搭載の電話機により海上からの電話を行う移動体通信である。陸上の海岸局(基地局)を使用した公衆交換電話網と接続されたものである。 日本では、衛星電話への移行や、海上での携帯電話・第三者無線の使用が解禁されたため、2003年(平成15年)以降、船舶専用のシステムは存在しない。なお、船舶電話から110番通報した場合は、海上保安庁に接続されていた。 日本国内では船舶電話の後継である、衛星電話ワイドスターの衛星船舶電話サービスに移行されている。