秋田港・能代港沖の洋上風力発電(あきたこう・のしろこうおきのようじょうふうりょくはつでん)とは、2022年の商用運転開始を目標に建設されている洋上風力発電事業である。日本海に面した秋田港(秋田県秋田市)と能代港(同能代市)の港湾区域内に、それぞれ13基と20基の着床式風力発電設備を設置、合計出力約14万kWを目指す計画であり、これは日本国内で初の商業ベースでの大型洋上風力発電事業でもある。本項では、秋田沖・能代沖の両計画についてまとめて概説する。