祖心尼(そしんに、天正16年(1588年) - 延宝3年3月11日(1675年4月5日))は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての女性。伊勢国主・牧村利貞の娘。前田利長の養女。名はおなあ、おのう、古那とも。義理の叔母春日局(血縁では父の従姉妹)の補佐役として江戸幕府3代将軍・徳川家光に仕えた尼である。臨済宗済松寺開基。弟に牧村牛之助がいる。