沈 南蘋(しん なんびん、康熙21年(1682年) - ?)は、中国清代の画家。1731年 (享保16年) 来朝、長崎に2年間弱滞在し写生的な花鳥画の技法を伝えた。弟子の熊代熊斐らが南蘋派を形成。円山応挙・伊藤若冲など江戸中期の画家に多大な影響を及ぼした。 名は銓。字を衡之または衡斎。南蘋は号。中国本国では沈銓として知られる。浙江省湖州府徳清県の人。