旧注(きゅうちゅう)とは、 * 古い注釈のこと。古注と同じ。注釈の分野によってはどのような範囲のものを「旧注」と呼ぶのか厳密に決まっている場合もある。 * 『源氏物語』の注釈における区分の一つのこと。本項で詳述。 『源氏物語』の注釈において旧注(きゅうちゅう)とは、古注に続き新注に先立つ『花鳥余情』から『湖月抄』までの注釈のことをいう。時代としては室町時代中期から江戸時代初期までに相当する。 源氏物語の注釈書の時代区分の詳細については、古注#時代区分を参照。