康徳(こうとく、満州語: ᡝᠯᡥᡝᡝᡵᡩᡝᠮᡠᠩᡤᡝ 転写:elhe erdemungge、ᡝᠯᡥᡝᡝᡵᡩᡝᠮᡠ elhe erdemu)は、満洲国の元号。帝政に移行した1934年3月1日から、満洲国が崩壊した1945年8月18日まで使用された。この元号に関連して当時の満洲国皇帝(愛新覚羅溥儀)を康徳帝と称すことがある。当初は啓運を予定していたが、宋の太祖(趙匡胤)の諡号(啓運立極英武睿文神徳聖功至明大孝皇帝)で使用されているとの指摘により、直前で康徳に変更されている。