嵩山三闕銘(すうざんさんけつめい)は、中国の後漢代の元初5年(118年)から延光2年(123年)にかけて建てられた嵩山太室石闕銘・嵩山少室石闕銘・嵩山開母廟石闕銘の総称。隷書が公式書体であった漢代にあって、極めて珍しい篆書による金石文である。 3つとも全て現在も建造地に残されている。ただし、嵩山少室石闕銘・嵩山開母廟石闕銘は廟が廃され、石闕のみが残されている。