国民精神総動員(こくみんせいしんそうどういん)は、大日本帝国政府が1937年(昭和12年)9月から行った政策の一つで、「国家のために自己を犠牲にして尽くす国民の精神(滅私奉公)」を涵養すべく推進した、官製の国民運動。略して精動とも。消費節約、貯蓄奨励、勤労奉仕、生活改善などを旨としたスローガンがメディアを通じて提唱され、国民の戦争協力体制構築を図った。