啓蒙専制君主(けいもうせんせいくんしゅ、(英: enlightened despotism)とは、主に18世紀後半、東ヨーロッパの君主国のプロイセン・オーストリア・ロシア・トルコにおいて、啓蒙思想を掲げて「上からの近代化」を図った君主をさす。この概念を北欧・南欧・西欧の君主にあてはめる場合もある。西欧の絶対君主と類推して啓蒙絶対君主(けいもうぜったいくんしゅ、英: enlightened absolutism)と訳出されたこともあったが、近年はあまり用いられない。