内線電話(ないせんでんわ)とは、組織内専用の電話番号で通話できる電話網である。公衆交換電話網と相互接続されているのが一般的である。有線電気通信法では、電気通信事業者以外が設置するものを私設電話と呼ぶ。 大規模な企業では、電気通信事業者から専用線を借り構内交換機を設置したり、仮想内線網サービスを契約したりして、内線電話網を構築している。 小規模な事業所では、ビジネスフォン・多機能ボタン電話システムまたはキーテレホンと呼ばれる、小規模内線電話システムが導入されている場合が多い。交換機能を担う主装置と複数の端末のセットでシステムを構成する。