上二段活用(かみにだんかつよう)とは、日本語の文語文法における動詞の活用のひとつである。全部の活用語尾に五十音図のイ段あるいはウ段の音が入り、それに「る、れ、よ」が付くという形で変化する。口語では上一段活用に合流した。 言語学から言えば、上二段活用の動詞は語幹が母音で終わる母音語幹動詞であり、語幹母音は接続する語尾によって母音交替する。このため語幹をイ段・ウ段母音のところまでとし、それ以降を語尾とする。