カール・イグナーツ・ヴァイグル(Karl Ignaz Weigl, *1881年2月6日 ウィーン - †1949年8月11日 ニューヨーク)は、オーストリアの後期ロマン派音楽の作曲家。とりわけ戦間期に芸術家や教育者としてウィーンの楽壇で優れた業績を残したが、ナチスの権力掌握によって出国を強制されて大量難民の一人とならざるを得ず、新たな土地では、もはや過去の成功を取り戻すことができなかった。