UNIHIとは1989年頃に開発され、主に放送用に使われたカセット式ハイビジョンVTR。先進的なTCI記録方式をいち早く導入して、MUSE方式ハイビジョン放送の最大解像度を非圧縮のアナログ記録で完全にカバーし、テープ使用量が通常放送用のベータカムVTRとほぼ同等(毎秒119.7mm)という経済性もあり、1989年から1997年までにハイビジョン制作された番組のほとんどで収録に使われた。