HD DVD(英語: High-Definition Digital Versatile Disc)とはDVDフォーラムにより承認された青紫色半導体レーザーを使用する第3世代光ディスクの規格である。 ソニー・フィリップス・松下電器産業(現パナソニック)が中心となって開発を進めていたBlu-ray Disc(以下、BD)に対抗する形で2002年8月29日に東芝とNECがDVDフォーラムに「AOD (Advanced Optical Disc) 」として提案、同年11月26日にDVDフォーラムがAODを「HD DVD」の名称で正式承認したことで誕生。しかし2008年2月19日にHD DVD陣営の中心の東芝が全面撤退を発表、普及団体も解散したためBDとの規格争いは終結した。