昨年国内ツアーで8勝を挙げ、年間女王に輝いた竹田麗央(21=ヤマエグループHD)が、米ツアーメンバーとして初優勝を果たすと同時に、同ツアー2勝目を挙げた。単独首位から出て逃げ切った。8バーディー、ノーボギーの64で回り、通算17アンダー、271。2位のミンジ・リー(オーストラリア)に6打差をつけての圧勝だった。
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竹田の叔母で、元賞金女王の平瀬真由美(55)は日本女子プロゴルフ協会を通じてコメントした。以下、一問一答。
-通算17アンダー、2位に6打差をつけての優勝です。率直な感想は
「こんなに早くに優勝できるなんて思わなかったので、ビックリとうれしいのと両方です」
-テレビで中継を見ましたか
「見ていないです。帰ってからゆっくり見ます」
-今シーズンは米ツアーに日本人選手が多く参戦している中で、今季日本人初Vとなりました
「2週前のタイの試合で、岩井明愛さんが優勝争いをして、本当に勝ちそうでしたし、竹田麗央プロもトップ10に入ったと思うけど、そういうのを間近で見ていたと思うので、優勝争いがそんなに遠いところじゃないと感じただろうとは思います。その中でも今回はすべてがかみ合っての優勝だったのかな。6打差での優勝なんてなかなかないと思うので」
-ご自身も96年に米ツアーのルーキーイヤーに、(日本国内で開催された)東レジャパンクイーンズで優勝。めいの竹田プロもルーキーイヤーでの優勝です
「いやいや、今の竹田麗央プロの時代とは全然、レベルが違いますから(笑い)」
-ルーキーイヤーでの優勝する難しさは
「難しいとは思います。行くところ行くところ全てが初めてですので。2年目になればコースや1年の流れも何となく分かってくるけど、その中で1年目、初めてのところでも初戦から大たたきもせずに、安定した成績を残していたので、うまくいっているのだろうなとは思っていました。本当にうれしいの一言です」
-今後期待するところは
「健康に気を付けてやってほしいと思います。全然違う土地にも行くので本当に気を付けてやってほしい。また、今週私は(国内ツアー開幕戦)ダイキン・オーキッド・レディースに来てましたけど、会う方会う方、竹田麗央プロを本当に応援してくれる方が多くて、遠い日本から応援してくれる方がたくさんいらっしゃるので、すごくうれしく思いました」